あとひとつ届かず仙台育英、平沢大河選手はプロ、佐藤世那投手は進路の報道分かれる

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 昨年秋の明治神宮大会でのチャンピオンから1年間、最後の夏はあとひとつ届かなかったが、仙台育英は今年の高校野球の中心にいた。エースの佐藤世那投手と3番ショートの平沢大河選手はプロ志望届提出を明言し、あとひとつは次のステージで。

高校野球の中心

 センバツは敦賀気比が優勝、夏の甲子園は東海大相模が優勝、しかし仙台育英は今年の高校野球の中心にあった。昨年秋、宮城県の地区予選で仙台育英はまさかの黒星でスタートする。しかしそこから何とか地区予選を勝ち抜くと、宮城県大会、東北大会、そして明治神宮大会を佐藤世那投手が一人で投げで優勝した。

 センバツでは優勝候補に挙げられ初戦の神村学園戦で12-0と力を見せつけたものの、2回戦で敦賀気比と対戦、佐藤世那投手もよく投げたが1-2で敗れ、春は敦賀気比が優勝した。

 その後、春の東北大会では佐藤投手、平沢選手とも不調に陥る。宮城大会は制したものの東北大会では初戦で敗れた。佐藤投手は秋に肘を痛めており、6月から痛みが再発してノースローで夏を迎える。宮城大会でも準決勝では初回に3失点し1アウトも取れずに降板するなど苦しんだものの、決勝では8回10奪三振無失点と投球を取り戻した。

 甲子園では初戦の明豊戦を12-1で圧倒的な打撃と佐藤投手のピッチングで勝利すると、平沢大河選手の甲子園3本塁打などもあり決勝まで勝ち上がった。清宮幸太郎選手やオコエ瑠偉選手に話題も持っていかれたが、最後の舞台には仙台育英の姿があった。

 決勝は序盤に佐藤投手が失点を重ねたものの、プロ注目の小笠原慎之介投手を攻略し6-6の同点に追いつく底力を見せた。最後は力尽きたが仙台育英の1年だった。

 

それぞれの道

 決勝で小笠原慎之介投手と投げ合った佐藤世那投手は、「すごく楽しかった。これが高校野球のいいところだと思う」と話した。そして進路について、スポーツ報知では「出すつもりでいます」とプロ志望届を提出することを明らかにしたとしているが、サンケイスポーツでは「甲子園の結果次第でプロを考えていましたが、今は進学も含め未定です」と話しているという。どういう結論になるか注目される。

 また平沢大河選手は「プロを目指している。全てにおいてレベルアップしたい」とプロ志望を明言した。準決勝までは21打数4安打だが3本塁打と極端な成績だったがこの日は4打数2安打、センバツを含めても甲子園初のマルチヒットを記録した。25打数6安打3本塁打、打率も.240とそこそこにした。

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今大会NO1投手の小笠原との投げ合いを「すごく楽しかった。これが高校野球のいいところだと思う」と表現した世那。プロ志望届については「出すつもりでいます」と次のコーナーへ向かって、再び走り出す。

今後の進路について「甲子園の結果次第でプロを考えていましたが、今は(大学)進学も含め未定です」と明言を避けた。

プロ注目の左の強打者、3番の平沢も2安打。ただ、5回1死二塁では外角直球で見逃し三振に倒れ「相手が一枚上だった。100年の節目に準優勝できて幸せ」と話した。今大会3本塁打を記録し「プロを目指している。全てにおいてレベルアップしたい」と次のステージを見据えた。


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