来年に向けて始動、東海大相模・北村朋也投手、敦賀気比・山崎颯一郎投手などが好投

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

 高校野球は来年に向けてすでにチーム作りが始まっている。それは夏の甲子園で優勝をした東海大相模も同じで、22日には新チームで駒大高校と練習試合を行い、エース候補の北村朋也投手が好投を見せた。

来年に向けて

 夏の甲子園に出場できなかったチームは、その時点から来年に向けたチームがスタートしている。甲子園に出場し、そして最後まで戦った東海大相模は、その点ではほかのチームより出遅れているともいえる。

 その東海大相模は22日に早くも新チームで練習試合を行い、駒大高との1戦目では甲子園で146キロを記録した北村朋也投手が先発すると、7回を投げて無失点の好投を見せた。左右のエースと言われた小笠原慎之介投手と吉田凌投手が抜けるチームで、北村投手と左の山田啓太投手が軸となることが期待されている。また1年生投手も有望な選手がおり、エース争いが開始されている。秋の大会で背番号1を背負うのは誰か、注目したい。

 また、甲子園で2回戦で敗退した敦賀気比は、この日は敦賀市長杯に臨み、敦賀高校と試合を行った。山崎颯一郎投手が平沼翔太投手の背番号1を引きついで登板すると、9回を投げて2安打完封4-0で勝利し、こちらは背番号1を手にして来年のへのスタートを切った。

 春優勝の敦賀気比、夏優勝の東海大相模、来年に向けてもぬかりはなさそうだ。

 

2016年のドラフト候補

 東海大相模の北村投手、敦賀気比の山崎投手ともこの夏の甲子園を経験し、ともに素晴らしい球を見せている。山崎投手は188cmの右腕で平沼投手よりもスケールの大きな投手として期待されてきた。甲子園でも平沼投手をしのぐようなピッチングも見せており、注目される。

 花咲徳栄のリリーフ・高橋昂也投手は左から140キロ中盤の速球を投げ、今後は先発として成績を残していくだろう。ほかにも夏の甲子園を経験した東海大甲府の松岡隼祐選手、菊地大輝投手、静岡の鈴木将平選手や村木文哉投手、上田西の草海光貴投手や滝川二の友井寛人投手、広島新庄の堀瑞輝投手や鳴門の中山晶量投手、鹿児島実の綿屋樹選手、興南の比屋根雅也投手などが注目される。

 甲子園に出場できなかった選手の中では、履正社の182cm左腕・寺島成輝投手と神戸国際大付の182cm左腕・東郷太亮投手に注目が集まる。ともに140km/h中盤を記録しており、小笠原慎之介投手クラスに成長する可能性がある。

 また創志学園の高田萌生投手は150km/hの速球を投げており、ほかにも東邦の藤嶋健人投手、横浜高の藤平尚真投手、平塚学園の高田孝一投手などもすでに実績を十分積んでおり注目される。

 ほかにも佐野日大の五十幡亮汰選手は、中学時代に陸上の100m、200mで2冠に輝き、サニブラウン・ハキーム選手よりも速い選手としれ知られている。また強肩外野手でもあり、1番打者として開花してほしい選手。

2016年度-高校生のドラフト候補リスト

東海大相模は22日、夏の甲子園で45年ぶり2度目の優勝を飾ってからは初となる、新チームの練習試合、駒大高(西東京)戦に臨んだ。2試合を行い11-0、9-2と連勝スタート。第1戦に先発した2年生右腕の北村は7回無失点。「『全国制覇したのは先輩』と監督にいわれ、自分たちは新しく始まるんだと思いました」と気を引き締めた。

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