オコエ瑠偉選手が2安打1盗塁、中日スカウト部長が評価

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 U18ワールドカップが開幕し、侍ジャパンはブラジルと対戦、14-0で7回コールドで勝利した。1番打者のオコエ瑠偉選手は2安打1盗塁を記録し3得点の活躍を見せた。

「身体能力とスピードはいう事ない」

 この日のオコエ選手は初回、四球で一塁に出ると、篠原涼選手のライト前ヒットで一気にサードまで駆け抜け、平沢大河選手の犠牲フライでホームを踏んだ。5回には三遊間を抜けるヒットを放つと2塁への盗塁を決めた。

 多くのスカウトが視察する中で活躍を見せたオコエ瑠偉選手に、中日の中田スカウト部長は「身体能力とスピード、パワーはこういう大会でこそ栄える。言うことない」と評価、大舞台で結果を残すオコエ選手を高く評価した。

 オコエ選手は打撃に関しては「0の状態で1から作り上げる」と話している。代表でも西谷監督からトップを作り、突っ込まないこと」などを指導され、また平沢選手のタイミングの取り方も身に着けるなど、この日の三遊間へのヒットは「今まではあのボールに対応できなかった」と話すなど成長を自ら認めていた。

 抜群の身体能力やスピードに加え、大舞台で活躍すること、また速い成長スピードもオコエ選手の魅力の一つになるかもしれない。

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走るだけじゃなく打っても絵になる。5回2死三塁、地をはうような鋭い打球で三遊間を抜いた。直後にすかさず二盗も決めた。高校侍のデビュー戦で2安打1打点1盗塁、3得点。「1番打者の意識は関東第一で培ってきました」。初戦からリードオフマンの才能全開だ。「身体能力とスピードは言うことない」と中日・中田スカウト部長。日米のスカウト陣が視察する中で、また評価を上げた。

初回は四球で出塁すると、篠原の右前打で一気に三塁へ。続く平沢の浅い左犠飛で先制のホームを踏んだ。4回には左前打、5回にも左前適時打を放つなど2安打1打点。「打てました、走りました」と開口一番、声が弾んだ。西谷監督も「彼が出塁すると、チームが盛り上がる」と信頼。中日の中田宗男スカウト部長も「身体能力とスピード、パワーはこういう大会でこそ栄える」と絶賛した。

国内合宿では指揮官から打撃指導を受けているオコエ。そのスイングは着実に、木製バットに対応するものへと変わりつつある。「どうしても前に突っ込むので、軸足に残すように。打撃の力はゼロなので一からと言う気持ちで」と西武・中村、日本ハム・中田らを育てた教えをどん欲に吸収する男が、飛躍的な進化を遂げている。

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