大分商・森下暢仁投手、明治大進学に傾く?

大分商, 森下暢仁

 大分商の森下暢仁投手は、明治大進学かプロ入りかを、大分に帰ってから周囲と相談して決めるというが、進学に傾いているとサンケイスポーツが報じている。

力不足認める

 森下暢仁投手は大分商で148キロの速球を投げ、低めのコントロールが安定した投手で、特に体と腕をしならせるきれいなフォームから投げられるキレの良い速球は、今年の高校生でトップクラスだと思う。その評価もあり、甲子園未出場ながら侍ジャパンU18代表に選出されていた。

 しかし代表では球の力においては小笠原慎之介投手や高橋純平投手などがおり、制球においては代表でもトップクラスだったのだが、いざ相手と勝負するとインコースに投げ切る度胸が必要となる。上野翔太郎投手が将来のメジャー候補たちに、130キロ台の速球をインコースにきっちり投げてバットを折ったり空振りを奪う、その姿が印象的だった。その点、森下投手はやや優しい処もあるのか、「自分が抑える」というようなものはやや薄かったかもしれない。

 代表チームでプロ志望をする選手の中でプレーし、「プロへは、進学してからでもいい」という思いが強くなったという。

 

プロはショック

 気持ち的にはプロで必要な強さに課題はありそうだが、完成されたフォームと、回転の良い速球は今年の高校生投手の中で屈指といえる。球速も普段は140キロ前後だが思い切り投げると140キロ後半も記録し、プロで鍛えれば早い段階で1軍登板の可能性もあると思う。

 その森下投手にはプロも二ケタのスカウトが視察に訪れるなど大注目をしていたが、進学を決断した際には大きなショックとなりそうだ。

 プロでやるのが良いのか、大学でやるのが良いのか、現在の力は自分でしかわからない。黙って森下選手の決断を待ちたい。

2015年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

野球のU-18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)で準優勝した高校日本代表の解団式が7日、大阪市内のホテルで行われた。ドラフト上位候補の最速148キロ右腕、森下(大分商)が、プロ志望から進学へと傾いてきた。小笠原(東海大相模)、佐藤(仙台育英)らと比べて体格で劣り、本来の球速が出なかったことを自覚。OBが強く勧める東京六大学の明大への進学を念頭に「プロへは、進学してからでもいい」と、大分に戻って家族と話し合ってから結論を出す。


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