県岐阜商・高橋純平投手は12球団OK、中日、阪神など12球団が注目

中日ドラフトニュース 高校野球ドラフトニュース 阪神ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 今年の高校生右腕ではNO1と評価される県岐阜商の高橋純平投手がプロ志望届を提出した。高橋投手には8球団が1位候補に挙げており、4球団1位指名の可能性がある。

侍ジャパンU18代表で最初に提出

 高橋純平投手は9月8日にプロ志望届を提出した。9月6日にU18ワールドカップが終了し、9月7日に解団し帰郷すると、その翌日にプロ志望届を提出している。高橋投手は「高校入学の時にプロ入りすると監督に伝えていた」という。当時は藤田監督だったがその思いは変わらずに、3年間で高校NO1右腕に成長した。

 高校3年時はセンバツで2試合で2ケタ奪三振を奪い完投勝利、全国の舞台で最高のピッチングを見せた。しかし夏の予選前に左足の肉離れ、予選では1試合しか登板できなかった。U18ワールドカップでは復活のピッチングが期待されたが、140キロ後半の速球は投げたものの西谷監督もプロのスカウトも状態はもう一つという評価で、リリーフを任されたが決勝のアメリカ戦では登板できなかった。最後は不完全燃焼で高校野球を終えてしまった。

 「西谷監督にこの試合は高橋に任せたと言ってもらえるほどの信頼を得られなかった」と話した。そして代表でエースとして活躍した上野翔太郎投手が130キロ台の速球をアメリカの強打者が空振りをしていた事を意識し、「球速とかではなく、この試合を任せたと言ってもらえるような勝てる投手になりたい」と話した。

 

ドラフト1位指名確実

 高橋投手はプロ志望届提出後にインタビューを受け、「12球団OKです。できれば1位で行きたいですが順位にこだわりはない」と話した。高橋投手には現在、中日、阪神を中心に12球団が注目している。サンケイスポーツでは2球団に加え東京ヤクルト、広島、北海道日本ハム、千葉ロッテ、オリックス、福岡ソフトバンクなど8球団が注目しているとあるが、巨人、横浜DeNA、埼玉西武、東北楽天も高橋投手の指名の可能性がある。

 阪神は熊野スカウトが高橋投手に密着マークしドラフト1位指名が濃厚といわれる。阪神の中村GMは「これから検討していくけど上位候補であることは間違いない。」と話した。故障の影響についても「肩、肘でないので不安視はしていない。下半身を鍛えればもっと伸びしろはあるし、投球術もある」と話す。

 中日の中田スカウト部長も「スカウト部では高橋純平が一番という考えで一致している。地元というのもあるし、潜在能力も一番だが、何よりもスター性がある」とNO1と評価していることを強調した。しかし中日は落合GMが大学、社会人を評価しており1位指名するかどうかは未定。

 阪神、中日、北海道日本ハムの3球団はドラフト1位指名するのではないかとみるが、今永昇太投手やほかの1位候補選手次第という事になりそうだ。

2015年ドラフト指名予想 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

2015年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

小学2年で野球を始めたときから、「なる」と直感していたプロの舞台に臨む。10月22日のドラフト会議では、阪神、中日、ソフトバンク、日本ハムなど4球団以上の1位競合も予想されるが、「どこでも行くつもり。過酷な世界。そのなかでも活躍したい気持ちが強い」と自信をのぞかせた。

 今春センバツ8強で「高校NO1投手」と評されたが、夏は左太もも肉離れのため岐阜大会4強止まり。U―18(18歳以下)ワールドカップでも日本代表の18番を託されたが、3試合に救援しただけ。米国との決勝戦はベンチで準Vの苦汁をなめた。「大事な一戦を任せられる投手になりたい」と思いを強くした。

「西谷監督に『この試合は高橋に任せた』と言ってもらえるほどの信頼を得られなかった」。悔しさをにじませ、投げられないつらさを経験した。だからこそ「球速とかではなく、この試合を任せたと言ってもらえるような勝てる投手になりたい」と高橋は言う。

「プロ志望届を出したことで次のステージの目標が決まった。トップのレベルで自分がいかに成長できるかを試したい。まず初めは球団のエースになれるよう努力することですが、後々は日本のエースになれるようなピッチャーになりたい」

中田宗男スカウト部長は「スカウト部では高橋純平が一番という考えで一致している。地元というのもあるし、潜在能力も一番だが、何よりもスター性がある」と力説した。落合ゼネラルマネジャー(GM)が大学、社会人の即戦力投手を高評価していることもあり、最終決定はまだだが、競合覚悟で1位指名する可能性が高い。

 また阪神・中村勝広GMは「これから検討するが上位候補であることは間違いない」と明言。左太腿の故障歴はあるが「肩、肘でないので不安視はしていない。下半身を鍛えればもっと伸びしろはあるし、投球術もある」と高く評価している。

高橋をめぐっては、セ・リーグがヤクルト、中日、阪神、広島、パ・リーグは日本ハム、ロッテ、オリックス、ソフトバンクの計8球団がドラフト1位指名候補にリストアップしている。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント