オコエ瑠偉選手など昨日は10人がプロ志望選手に追加

オコエ瑠偉, 山足達也, 川端晃希, 柘植世那, 桜井俊貴, 高橋奎二

 昨日は高校生5人、大学生5人がプロ志望選手として掲載された。高校生では夏の甲子園や侍ジャパンU18代表で活躍を見せた関東第一・オコエ瑠偉選手もプロ志望を表明した。

トリプル3を目指す

 オコエ選手はこの日、プロ志望届を提出した後に記者会見を開き、テレビカメラが7台も並ぶなど非常に注目されていることをうかがわせた。その中でオコエ選手は「監督さんや家族と相談して提出した。日本の中で最も高いレベルのプロの世界で、がむしゃらに下からはい上がっていきたい」と話し、プロでの目標について「山田選手や柳田選手のように、トリプルスリーを狙える選手になりたい」と語った。

 オコエ選手は50m5.9秒の俊足と精度はさておきスカウトも驚く強肩があり、また高校通算37本塁打のパンチ力もある。プロでも走塁と守備ではすぐに観客に魅せるプレーができる選手だと思う。あとは打撃を磨き、アベレージも残しつつホームランも狙えるようになってほしい。

 そのオコエ選手には巨人の山下スカウト部長が絶賛をするなど、この夏で一気に評価を挙げた。そしてなによりこの日の記者会見にように世間の注目度が高い。人気も込みでドラフト1位指名をする球団があるとみられる。オコエ選手は「どことか、特定することはない」と12球団OKの姿勢でドラフト会議を待つ。

 

その他のプロ志望届提出選手

 またこの日はプロ注目選手のプロ志望が相次いだ。健大高崎の柘植世那選手は北海道日本ハムなどが2年時より注目を続ける。強肩で打撃もあり高校屈指の捕手と評価される。龍谷大平安の高橋奎二投手は昨年のセンバツ優勝投手、強気のピッチングやタイミングを取りづらいフォームが特徴。今年はセンバツに出場も初戦で浦和学院に敗れ夏は甲子園に出場できずにU18代表に入ることはできなかったが、プロからの評価は高い。

 立命大の桜井俊貴投手は北須磨高校時代から注目された右腕で、大きく躍動感のあるフォームから伸びる速球は149キロを記録、沈む球もあり実戦的な投手。2014年春には6勝、今年春も5勝を挙げてチームを大学選手権に導く活躍を見せ、ドラフト会議では3位前後で指名されそうだ。同じく立命大の山足達也選手も大学代表常連の高い守備力と俊足を見せ、同志社大の川端晃希捕手も大阪桐蔭時代から安定感のある捕手として評価は高い。

 また、高校生では横浜創学館の望月惇志投手が188cmから148キロを投げ、大学生では東農大の山下祐輝投手が187cmから切れの良い144キロの速球を投げる。専修大の濵田竜之祐選手も186cm90kgのスラッガーとスケールの大きな選手で、どこかの球団が狙っている選手かもしれない。

2015年高校生プロ志望届提出選手一覧

2015年大学生プロ志望届提出選手一覧

テレビカメラ7台が並んだ野球部寮内の会見場。無数のフラッシュを浴びながら、オコエがマイクの前に座った。

 「監督さんや家族と相談して(プロ志望届を)提出した。日本の中で最も高いレベルのプロの世界で、がむしゃらに下からはい上がっていきたい」

 50メートル5秒96の俊足を生かし、この夏は数々のスーパープレーで観客を沸かせた。東東京大会決勝では中前打を二塁打とし、甲子園では一塁強襲の二塁打、左中間最深部の大飛球を好捕…。そして、日の丸を背負ったU―18ワールドカップではチームトップの4盗塁を記録し、投手強襲の二塁打を放ってスカウト陣の度肝を抜いた。プロでの目標について問われると「山田選手(ヤクルト)や柳田選手(ソフトバンク)のように、トリプルスリーを狙える選手になりたい」と目を輝かせた。

希望球団については「プロに行けるだけでありがたい。特定の球団はない」と12球団OKの構え。「まずはプロ野球で戦い、自分に力があれば、さらにトップレベルのメジャーに挑戦したい。雰囲気や豪快なプレーに魅力を感じる」。

父はナイジェリア人、母が日本人のハーフ。「プロでも通用する」と自信を持つ50メートル5秒9の俊足で、夏の甲子園では関東第一の4強入りに貢献した。プロ側も肩と足はすぐに1軍で通用すると評価し、西武やヤクルトが1位候補にリストアップするなど、評価が急上昇している。


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