東海大相模が国体制覇で2冠達成、小笠原慎之介投手、吉田凌投手は週明けにもプロ志望届提出か

吉田凌, 小笠原慎之介, 東海大相模

わかやま国体の高校野球硬式の部は、東海大相模が中京大中京を7-5で下し、夏の甲子園と2冠を達成した。吉田凌投手が9回を投げて9安打5失点も2日連続で完投した。

3戦420球

夏の甲子園が終わった後で、多くのチームは野球部の練習は新チームの2年生1年生が中心となり、3年生はメインの練習から外れて2,1年生のサポートをしていることが多い。国体の高校野球硬式の部は、その3年生が久しぶりにチームとして戦うとあり、最後の試合として楽しみながら、そして別れを惜しみながらプレーをするような雰囲気がある。また甲子園で戦ったライバルたちと再び対戦できるとあり、リベンジに燃える選手もいる。

その中で東海大相模の吉田凌投手は、敦賀気比戦で3安打完封をすると、昨日の準決勝・智弁和歌山戦では7失点しながら完投、そしてこの日も連日の登板で140球を投げて完投した。3試合で420球を投げての国体の優勝に、1年で最速149キロを記録し、2年夏の神奈川大会決勝で20奪三振を記録してエース候補として期待されながら、2年秋から調子を崩してエースを奪われ、夏の甲子園でチームは優勝したもののエースとして活躍できなかったという吉田凌投手の悔しさを感じた。

東海大相模のメンバーは投打ともに中学時代から注目され、活躍された選手が多かった。しかし、2年生夏は甲子園に出場したものの盛岡大付との初戦で敗退と苦い経験もしている。それでも2冠を達成し、あらためてすごいメンバーが集まったチームだったと思う。

湘南クラブでジャイアンツカップを制覇したメンバーを中心に、全国から集まってきた選手たちが織り成したチームが、夏の甲子園優勝、国体優勝という成果を残し、それぞれの進路に散っていく。

 

プロ志望へ

吉田凌投手にはこの日視察したロッテ・松本編成統括は「スタミナがついた。体ができれば、もっと球も速くなる」と評価する。3年時は球速も140キロ前半に落ち、完投するものの失点をするケースも多かった。しかし1,2年時の150キロを記録した速球や、2年夏に見せた鋭いスライダーを投げた実績があり、そこに戻すことができると判断する球団もあるだろう。

東海大相模も左右のエース、小笠原慎之介投手、吉田凌投手の高校野球がすべて終わった。そして進路について聞かれると二人とも「帰ってから監督、両親と相談したい」と話して進路を明らかにはしなかった。

しかし、小笠原投手も吉田投手もプロ志望と伝えられており、何もなければ来週頭にもプロ志望届を提出する。

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吉田も小笠原も進路については「帰ってから監督、両親と相談したい」と話すにとどめたが、週明けにもプロ志望届を提出することが確実。2冠の誇りを胸に、両輪が次のステージへ飛び立つ。

4日間で3戦計420球。スタンドで視察したロッテ・松本編成統括は「スタミナがついた。体ができれば、もっと球も速くなる」とうなずいた。


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