来年のドラフト候補、敦賀気比・山崎颯一郎投手が1失点完投勝利、福岡ソフトバンクなど注目

山崎颯一郎, 敦賀気比

明治神宮大会の高校の部では敦賀気比が、来年のドラフト候補・山崎颯一郎投手が9回11奪三振1失点の好投を見せ、創志学園に勝利した。

コントロールで抑える

山崎颯一郎投手は188cmの大型右腕で、最速144キロの速球を投げて1年時から注目されている。今年の夏の甲子園ではエース平沼翔太投手(北海道日本ハムドラフト4位)の控えだったが、花巻東戦で2番手で登板し、2回をノーヒット4奪三振でパーフェクトに抑えた。

この日は「ストレートが走っていなかった」と話し球速は140キロが最速だったが、1試合平均1つしか四球を与えない制球力(この試合では2つ)と縦のスライダー、カーブを織り交ぜ、創志学園打線に的を絞らせず、9回を投げて4安打11奪三振で1失点に抑える好投を見せた。

プロスカウトも興味示す

この投球に視察した福岡ソフトバンクの宮田スカウト部長補佐は「指にかかった時は素晴らしい球が来る。一冬超えて体が大きくなればもっと速くなる。」と評価すると、同じくソフトバンクの山崎スカウトも「体の軸が強くなれば、もっと球は速くなる」と話した。

阪神の熊野スカウトも「スピードはそんなになかったけど、打者の手元できていた。変化球のコントロールもある。一冬こして体ができてくれば楽しみな存在」と、こちらも同じような評価をしていた。

188cmの長身からの柔らかいフォームはダルビッシュ有投手のフォームを参考にして作り上げているという。来年の冬に向けて今度はダルビッシュ投手が体を作り上げてきたように、線を太くしてより力強い球が投げられるようになれば、ドラフト1位候補に入ってきそうだ。

「球速を上げたい。目標は150キロですけど、140台後半を出せるようになれば」と山崎投手は話した。

2016年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

日本ハム・大谷とレンジャーズ・ダルビッシュが教材だ。「自分と同じ長身で、フォームがきれい」。ソフトバンク・山崎スカウトは「体の軸が強くなれば、もっと球は速くなる」と期待を寄せた。

直球の最速を140キロに抑えつつ、丁寧に低めを突いた。クリーンヒットはわずかに1本。三回に適時内野安打で先取点を奪われたが、動じることなく9回を投げきった。ネット裏で見守った阪神・熊野スカウトは「スピードはそんなになかったけど、打者の手元できていた。変化球のコントロールもある。一冬越して体ができてくれば楽しみな存在」と評価した。


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