元千葉ロッテ・小林昭則氏が帝京五監督就任、KK世代の大物投手

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1989年にロッテにドラフト2位で指名され、プロで7年間プレーをしていた小林昭則氏が帝京五の監督に就任する。帝京高校、筑波大で桑田・清原世代の大物投手として注目された投手だった。

帝京高校、筑波大でプロ注目

小林氏は帝京高校時代、3年春のセンバツ大会に出場すると、池田など3試合を完封して決勝まで勝ち進んだ。決勝では、準決勝でPL学園の桑田・清原を封じた伊野商の渡辺智男投手と投げ合い、完封負けで準優勝に終わったものの、プロも注目する投手だった。

筑波大に進学しても、1年先輩の渡辺正和投手とともに活躍し、2年時には初のリーグ戦優勝に貢献、さらに明治神宮大会でも東洋大や法政大を破って優勝、国公立大野球部として初の全国制覇を成し遂げた。リーグ通算25勝を挙げる活躍で、1989年のドラフト2位で千葉ロッテに指名されている。

プロでは0勝に終わる

プロでも活躍が期待されたが、1年目は11試合に登板するも0勝1敗、2年目も同じく11試合に登板し0勝1敗に終わる。その後は登板機会も減り、7年目となる1996年に戦力外となり、未勝利で引退する事となった。

引退後はロッテでスコアラーや打撃投手をしたあと、帝京高校の保健体育の教員となり、野球部では助監督として前田監督を補佐していた。

今回、帝京五の監督に就任し実績を積むことができれば、前田監督の後任としていずれ帝京高の指揮を執ることになるかもしれない。まずは豊富な経験で選手を育て、甲子園出場常連となるようなチームを作ってほしい。

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小林氏は帝京3年春の選抜大会で準優勝し、進学先の筑波大では87年秋の首都大学リーグで初優勝に貢献。さらに同年の明治神宮野球大会で国公立大では初となる全国大会優勝を飾り、89年ドラフト2位でロッテに入団した。

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