センバツに出場する青森山田が、龍ヶ崎市のたつのこスタジアムでつくば秀英と練習試合を行い4-2で勝利した。エースの堀岡隼人投手が自己最速となる144キロを記録し、センバツ注目選手として期待度が高まっている。またつくば秀英の149キロ右腕・長井良太投手も143キロを記録した。
青森山田エース・堀岡投手が144キロ記録
青森山田のエース・堀岡隼人投手は今年初の対外試合となったこの日、自己最速となる144キロを記録した。昨年秋から体重を8kg増やして84kgとどっしりとした体格となった堀岡投手、「力を入れずに普通に投げられた」と話したが、自己最速を更新した。
3回を投げてノーヒット6奪三振と内容も抜群、得意の沈む球もきれがあり、実戦的な投球を見せた。「球速は気にしていない。」と話す堀岡投手、センバツでは注目投手としてその投球が期待される。
また4番を打った大型遊撃手の三森大貴選手は、初回に2アウト2塁の場面からレフト前にタイムリーヒットを記録した。
つくば秀英・長井良太投手は143キロ記録
また、つくば秀英もドラフト注目投手がいる。昨年の大会で149キロを記録した長井良太投手は、この日は4回を投げて4安打に3四死球で4失点と、昨年の明治神宮大会ベスト4の青森山田に厳しい投球となってしまったが、新しいフォームを試して143キロを記録、「最初の試合で、自分としてはよかった」と納得をしていた。
長井投手は昨年夏に146キロを記録すると、秋には149キロを記録しプロ注目の投手となっている。この日も東京ヤクルト、北海道日本ハム、埼玉西武のスカウトが視察に訪れた。
長井投手、堀岡投手、三森選手とプロ注目選手が活躍を見せ、スカウトにとっても見どころの多い試合となった事だろう。夏までの数か月間、全力を出し切って将来への道を作り上げてほしい。
2016センバツ高校野球大会出場校一覧と注目選手 | ドラフト会議ホームページ2016 Draft home page
伸びのある直球は自己最速となる144キロを計測し、落ちる変化球も効果的。出した走者は振り逃げの1人で「力を入れずに普通に投げられた。球速?気にしていないです」。体重は昨秋から8キロ増の84キロに。制球もフォームも安定し、体づくりの成果が出た。
オフの間に変えた新フォームで好感触を得た。左足を上げてひねっていたのを、巨人・菅野を参考にしてシンプルに足を上げ、直球は143キロをマーク。「最初の試合で、自分としてはよかった」とうなずいた。
コメント