21世紀枠で出場する長田高校には、プロが注目する投手がいる。園田涼輔投手はこの日、5回ノーヒット12奪三振と好投し、東北楽天、オリックスのスカウトが視線を送った。
国公立大工学系に進学希望
長田高校は進学校で、園田涼輔投手も国公立大の工学系に進学を希望している。しかし、昨年秋の兵庫大会・伊丹高校戦で8回ノーヒットピッチング、9回1安打13奪三振の投球をプロのスカウトの前で見せてからは、プロのスカウトの視線も集まる。
この日は自己最速の140キロにあと1キロと迫る139キロを記録、「力を入れなくてもすっと球がいった」と話す通り切れの良いストレートで、川西緑台高校に対して5回ノーヒット、12奪三振を記録した。
昨年秋から体重が5kg増え、また鋭く沈むスプリットも磨きがかかり、さらに強力になっている。視察した東北楽天の愛敬スカウトは「投げ方に余力があるのでまだ速くなる」と話すと、オリックスの谷口スカウトも「スプリットが印象に残った。リズム感がある」と話した。
センバツで序盤に長田高校と対戦するチームは、全国の強豪校でも恐れを抱くだろう。センバツの投球と、その後の進路の選択にも注目が集まりそうだ。
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国公立大の工学系へ進学を希望しているが、プロの視線も熱い。この日は2球団が視察。「投げ方に余力があるのでまだ速くなる」と楽天・愛敬スカウトが言えば、オリックス・谷口スカウトも「スプリットが印象に残った。リズム感がある」と評価した。
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