横浜高・藤平尚真投手が1回直球のみ3者連続三振、万波中正選手は三振デビュー

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今年のドラフト上位候補にも名前が挙がる、横浜高校の藤平尚真投手が今年公式戦初登板をした。リリーフで7回に登板すると、ストレートのみで三者連続奪三振に抑えた。また、注目の1年生・万波中正選手も高校デビューをした。

打てないストレート

藤平尚真選手は背番号10をつける。エース番号は左のエース・石川達也投手が付けている。昨年秋は背番号1をつけていたものの、関東大会1回戦の常総学院戦で負けるなどふがいない投球を見せ、監督と話し合って背番号1が石川投手、背番号10が藤平投手となった。藤平投手も「石川が左のエースで、自分は右のエース。これからも横浜のエースとして優勝を目指す」と話したが、やはり最後の夏は背番号1をつけてマウンドに上がりたいだろう。

この日は、6番ライトで出場しヒットを放つなどしていたが、5点差のついた7回にマウンドに上がると、13球すべてがストレートで、二人を見逃し三振に、そして最後は空振りで三振を奪い、三者三振の圧巻の投球を見せた。

秋に自信のあったストレートを常総学院に打たれ、宮里豊汰選手にホームランを浴びた。そして背番号1を取られて悔しい思いをしている。その思いを晴らすかのような投球だった。冬に「空振りやファウルを取れる直球にする」と、ストレートの質を上げるためにフォームを改造し強化をしてきた。3月の練習試合では152キロを記録するなど球威も増し、最後のシーズンに臨む。

悔しさをバネに高校NO.1右腕に一気に駆け上がりそうな予感をさせる投球だった。

怪物候補デビュー

またこの試合では万波中正選手が7回に代打で出場した。188cm90kgの体があり、投げても130キロ後半を、打っても抜群の長打力を見せ、多くの高校から声がかかった怪物候補だ。その万波選手はカウント2-2からの5球目をフルスイングして三振に倒れたが、観戦したファンを沸かせた。

東練馬シニアの怪物は「甲子園にもプロにも行きたいと考えた時に、一番いいと思った」と横浜高校を選んだ。まずは一歩目を踏み出した。

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昨夏から着けていたエースナンバーは左腕・石川達也(3年)に譲ったが、「石川が左のエースで、自分は右のエース。これからも横浜のエースとして優勝を目指す」と名門の誇りを胸に腕を振った。

「空振りやファウルを取れる直球にするというのが冬のテーマだった。トレーニングの成果が出てきたと思う」。踏み出す左足を高く上げるフォーム改良に取り組み、3月下旬の練習試合で152キロを計測。自己最速を1キロ更新していた直球への手応えを口にした。

七回1死二、三塁からの高校初打席は、2球目を体が反り返るほどのフルスイングでファウル。その後、相手暴投で1点が入って1死三塁となり、カウント2-2からの5球目を再び“マン振り”したものの、バットは空を切った。

「しっかり振れてよかった。甲子園にもプロにも行きたい。(走攻守)3拍子そろった選手じゃなく、打撃に寄る。ホームランを打ちたいし、チャンスで打点を挙げられるようにしたい」と大物スラッガーの雰囲気を漂わせた。


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