高校野球春季九州大会は延期に、九州地区大学野球選手権も

熊本の九州学院が出場の辞退を表明していた春季九州大会が、日程を延期する事が決定した。5月10日から開催予定となっているが、詳細などは22日に発表される。

延期するも

4月23日開幕予定だった高校野球春季九州大会は、地震の影響により九州学院が部の活動ができておらずに不参加を示し、秀岳館高校も移動が困難な状態になっていることもあり、この日、5月10日開幕に延期されることが決定した。

これにより九州学院の坂井監督は「練習もしていない今の状態で出場すれば相手にも失礼になる。大会が5月に延期されたのはありがたいこと」と話したが、「余震が止まらないことには。まずは選手の命を守ることが優先です」と話し、県外出身の選手を自宅に帰しており、学校も避難所となっている状態では、まだ先が見えない状態のようだ。

それでも、これにより再び部の活動を開始して練習を行い、チームとして大会に参加できる可能性は出てきた。

日程は厳しく

ただし、夏の甲子園に向けては厳しい状態も続く。九州の高校野球はほかの地区とはちがい、春季高校野球大会の後にNHK旗大会が開催され、そこで夏のシード権が獲得できる。このNHK旗は九州のチームが夏の甲子園で勝ち上がるために実戦経験が必要として開催されている大会で、長い歴史を持っている。また、各県では全国の強豪チームを招待し、招待試合も行われている。

センバツからすぐに行われる春季大会は4月に終わり、5月のNHK旗、そして招待試合などを行い、6月には沖縄で夏の予選が開幕する。春季大会の延期により、これらの日程の調整も必要になる。

また熊本県では藤崎台球場もバックスクリーンの上部1/3が崩れるなど大きな被害が出ており、夏の熊本大会にも影響が及ぶ可能性もある。まだ収まらない地震もある。けれど、高校3年生の最後の夏を、思い切りプレーしてほしいという気持ちがこみ上げる。

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九州地区大学野球選手権も

また、開幕が延期となっていた九州地区大学野球選手権について、北部ブロックは、4月23日、24日に開幕をし、延期していた第1節を5月21日、22日にすると発表した。熊本県の大学が含まれる南部ブロックも23日開幕としているが、地震の状況により変わる可能性があるとしている。

九州地区大学連盟は今年から北部ブロックと南部ブロックに分かれ、それぞれの優勝チームが全日本大学野球選手権に出場できる事となっている。熊本県は南部ブロックとなるが、その熊本県リーグには、九州東海大、崇城大、熊本学園大、熊本大が参加している。このうち九州東海大は南阿蘇村に寮などがあり、現在部の活動再開は未定となっている。

また社会人野球では鮮ど市場ゴールデンラークスが、スーパーの鮮ど市場が大きな被害を受けており、野球部の存続にも影響してくる可能性もある。

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とにかく、頑張れ熊本!

高校野球九州大会、来月に延期 西日本スポーツ紙面 2016/4/20

 


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