履正社が大阪桐蔭に勝利、山口裕次郎投手が1失点完投、プロ7球団が視察

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春季高校野球大阪大会は履正社の山口裕次郎投手が大阪桐蔭を9回1失点に抑えて完投し勝利を飾った。この試合には阪神など7球団のスカウトが視察に訪れた。

7球団スカウト視察

この試合には阪神など大勢のスカウトが詰めかけた。本来ならば履正社・寺島成輝投手と大阪桐蔭・高山優希投手といった投げ合いも期待されたが、この日はともに登板はなかった。

しかし履正社は140キロ右腕の山口裕次郎投手が先発すると、球速以上に速く感じるという速球で大阪桐蔭を9回5安打1失点に抑える好投を見せた。大阪桐蔭は2年生の徳山壮磨投手、香川麗爾投手が継投したものの、見方もまずい守備もあり細かく失点し1-6で敗れた。

大阪桐蔭・西谷監督は試合後に、「打つ方は山口君を打てないと、寺島君は打てない」と話し、夏を意識し、そしてエースの寺島投手を意識したコメントを残した。もし夏に履正社と大阪桐蔭が対戦するとき、履正社はこれまで大阪桐蔭に勝てていないものの成長をしているエースの寺島成輝投手をぶつけるか、それともこの日の勝利で実績と相性を持った山口投手をぶつけるか、岡田監督も迷う事になるかもしれない。

山口投手も「プロに行きたい思いが強い」と話した。寺島投手という圧倒的存在がいるものの、控え投手から大投手になった投手もプロ野球にはいる。この日も7球団のスカウトの前で好投を見せ、ひそかに追っている球団もあるかもしれない。

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履正社がドラフト候補・山口裕次郎投手(3年)の好投で大阪桐蔭を下し、3年ぶり5回目の春季大会優勝を果たした。阪神など7球団のスカウトが視察する中、ライバルの強力打線を5安打1失点に封じ「ボールに力を伝えられた」と手応えを口にした。

岡田監督も「山口の成長はうちにとって大きい」と目を細めた。今秋ドラフトの上位指名候補のエース・寺島とはライバルだが「競い合える存在。悪いところがあれば指摘し合えるし、いい関係でやれている」と話した。複数球団のスカウトが視察するなかで快投し「プロに行きたい思いが強い」と意気込んだ。

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