履正社・寺島成輝投手がほぼ直球で5回無失点、9球団19人スカウト視察

寺島成輝, 履正社高

春季高校野球近畿大会では履正社vs有田中央の試合が行われ、プロ注目の履正社・寺島成輝投手が先発すると、5回をほぼストレートのみで4安打無失点に抑えコールド勝ちをおさめた。

最速144キロ

この日の寺島成輝投手は球速は144キロ、「自分のストレートがどこまで通用するか試したかった」と9割以上がストレートで、初回に2奪三振、5回を投げて4安打無失点に抑えた。それでもヒット4本を許したことについて「思ったより粘られた。コースなりキレなりが悪かったと思う」と話し、状態をチェックしていた。

寺島投手は最速148キロの速球を低めにコントロールする力があり、また変化球も多彩で沈む球、抜く球などで総合力の高い投手とひょうかされている。この日は阪神・畑山統括スカウトが「まだ余力がある感じ」と話した通り、ストレートも変化球も余力を残していたような感じだが、それでも核の違う投球を見せた。

寺島投手は甲子園の出場経験がなく、また近畿大会もこれが初めてとなる。一つ上の舞台で自分の力試しをし、そして「優勝して夏につなげたい」とまずは近畿大会を優勝してこれまでの壁を一つ一つ打ち壊していく決意を見せた。

9球団19人スカウト視察

この日は9球団19人のスカウトが視察した。

阪神・畑山統括スカウト:「夏までにもう1ランク上の投球を目指してほしい」

中日・石井チーフスカウト:「左の高校生ではNO.1」

北海道日本ハム・芝草スカウト:「別格。力があり余っている感じで頼もしい」

巨人・益田スカウト:「間違いなくドラフト1位の選手」

まだ余力を残しながらの投球だが、総じてドラフト1位候補として評価している。ドラフト1位指名は間違いないが、右の大学生や社会人投手を取るか、それとも寺島にいくか、各球団の判断に注目される。

2016年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

2016年度-近畿のドラフト候補リスト

9球団19人のスカウトが視察し、阪神・畑山統括スカウト補佐は「まだ余力がある感じ。夏までにもう1ランク、上の投球を目指してほしい」と言う。「優勝して夏につなげる」と力を込めた超高校級左腕が、飛躍の階段を上っている。

「上のレベルの大会で直球が通用するか確認したい。夏のためにも優勝を」。中日の石井昭男チーフスカウトは「左の高校生ではNo・1」と話し、日本ハムの芝草宇宙スカウトも「別格。力があり余っている感じで頼もしい」と評した。


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