最後の夏に向かう東邦の藤嶋健人投手が、その前にプロ志望を表明した。
初心を貫く
進路を決める時期となっていた藤嶋投手は、1年時よりプロ志望を口にしていたが、関東の大学から誘いを受け練習施設などの見学もしていた。しかし「大学に行ったからといって、人生が保障されるわけではない。」と話し、「この夏の活躍次第でドラフトの指名順位も変わる。その意味でも頑張らないと」とドラフト会議での指名を待つ姿勢を示した。
藤嶋投手はセンバツで投手として好投を見せていたが、その後の練習試合で146キロを2度記録するなど、成長も見せている。右のスラッガー40本近いホームランも放っており、今度は投手としてプレーするか、野手としてプレーするかの選択を迫られる事になりそうだ。
いずれにしてもまずは夏、1年夏に雄たけびを上げながら投げた甲子園のマウンドで、高校野球最後の1球を投げて終えたい。
東邦藤嶋、決めたプロ1本 中日スポーツ紙面 2016/6/26
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