横浜高・藤平尚真投手が緊急リリーフの練習も148キロ、福岡ソフトバンクが評価

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横浜高校と花咲徳栄が練習試合を行い、横浜高のエース・藤平尚真投手が5回途中にライトからマウンドに上ると、最速148キロを記録した。2年生の増田珠選手も復帰し、夏に向けて準備が整った。

予行演習

この日、6番ライトで出場をしていた藤平尚真投手は2回、ライト前に流し打ちでヒットを放つなど、高校通算19本塁打の実力ある打撃を見せていた。しかし試合は5回まで21点を奪われる展開となり、なおも5回2アウト2塁の場面で藤平投手がライトから直接マウンドに上った。

ブルペンで投球練習もしておらず、緊急登板という形だったものの、初球で145キロを記録すると最速148キロを記録し、その後9回までの3回1/3を3安打3奪三振無失点に抑え貫禄を見せた。藤平投手は「早く出番が来たけど、夏の大会に向けていい経験ができた」と話した。試合は21-8で花咲徳栄が勝利している。

このピッチングを見守った渡辺総監督は、「力は涌井よりも上。打って投げてといえば松坂以来かな。エースで4番もできる」とプロでのエースとして活躍した選手たちと比較をした。またこの試合には福岡ソフトバンクの荒金久雄スカウトが視察し、「出てきて1球目で145キロ出ていたのは凄い。ポテンシャルが高い。プロでもすぐ出てこられる」と話した。

増田珠選手も復帰

横浜高校は大敗したとはいえ、明るい話題もあった。3月の練習試合で右手首を骨折していた2年生の増田珠外野手が、前日の国士舘との練習試合でホームランを放ち、この日も3番センターで出場し、2回にはライト前ヒットを放つなど活躍を見せた。

増田珠選手は3番打者として長打もあり確実性もあるバッティングと、外野手として広い守備範囲に、何といっても強烈なバックホームを見せる強肩が魅力の選手。来年のドラフト会議では清宮選手など高校生野手が多い中で、増田選手も間違いなくトップクラスとして評価されるであろう選手。

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打撃でも高校通算19本塁打を誇り、この日は2回に右前へ流し打ちの安打を披露。観戦した渡辺元智前監督は「力は涌井(現ロッテ)よりも上。打って投げてといえば松坂(現ソフトバンク)以来かな。エースで4番もできる」と太鼓判を押した。DeNA、西武、巨人などがドラフト1位候補にリストアップ。視察に訪れたソフトバンク・荒金久雄スカウトは「出てきて1球目で145キロ出ていたのは凄い。ポテンシャルが高い。プロでもすぐ(試合に)出てこられる」とうなった。

「6番・右翼」で出場し、7―21と想定外の14点ビハインドに5回2死二塁から急きょマウンドへ。ブルペンで投球練習せずに右翼守備から救援するのは初めてだったが、3回1/3を3安打1死球無失点。「早く出番が来たけど、夏の大会に向けて、いい経験ができた」。

横浜、役者そろった 日刊スポーツ紙面 2016/6/27

 

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