都城高校の151キロ右腕・山本由伸投手が、初戦の延岡学園戦に向けて熱を込め始めている。
強豪との対戦
都城高校には151キロを記録しドラフト候補として注目される山本由伸投手がいる。山本投手は昨年秋の新人戦で151キロを記録すると、その大会の決勝の鵬翔戦でノーヒットノーランを達成し、さらに秋季大会でも5回参考ながら完全試合を達成し注目されるようになった。
この春は故障で戦列を離れていたが、5月末から6月にかけて行われた県の選手権大会で久々に公式戦登板をすると140キロ後半を記録しベスト4入りを果たしている。それでも鵬翔戦では8四死球を与えて1-2で敗れるなど課題も見せた。
そしてこの夏、初戦の相手は2013年の夏に甲子園で準優勝をした延岡学園と決まった。甲子園に出場していない山本投手は「甲子園のチャンスはあと1回。最後にかける思いを盛り上げて熱くやっていきたい」と話し、初戦の強豪に向かっていく。
試合は大会5日目、7月13日(水)の予定となっている。相手が強豪という事もあり、プロのスカウトもこの試合は逃すまいとして大挙して押し寄せる事になるだろう。注目される。
山本、17年ぶり聖地導く 西日本スポーツ紙面 2016/7/6
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