つくば秀英・長井良太投手が146キロ4回5K、巨人は6人態勢で視察

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高校野球茨城大会ではつくば秀英の長井良太投手が古河二戦に先発し、146キロを記録した速球で4回1安打5奪三振無失点の好投を見せた。この試合には9球団20人のスカウトが詰めかけた。

149キロ右腕

長井良太投手は181cm81kgの右腕で、中学時代は軟式で捕手としてプレーをしていたが、高校1年生の秋に本格的に投手に転向すると、速球派投手の育成に定評のある森田健文監督の指導のもとで149キロを記録する右腕に成長した。

最後の夏を迎えた長井投手はこの日、「チームに流れを持っていけたから合格点。立ち上がりも良かった」と話すように立ち上がりから2三振を奪うなど好投を見せると3回まではノーヒット、4回先頭打者に内野安打を許したが、その後は気迫を押し出して後続を抑えた。4回1安打5奪三振無失点という素晴らしい内容だった。

スカウトも高い評価

この日は9球団20人のスカウトが姿を見せたが、巨人は6人態勢で視察、オリックスも複数のスカウトで視察した。

オリックス・牧田勝吾スカウト:「打たれた後の打者に対する姿勢、パフォーマンスが一番良かった。将来的に楽しみ」

巨人・山下スカウト部長:「素材的に申し分ない」

中日・中田スカウト部長:「投手らしい投手。トップの一が安定している。3位くらいまでに指名されるだろう」

注目度の高さを示し、その中で大きくアピールする投球を見せることができた。

長井投手は「長井だと打てない、というところを見せつけたい。チームの流れが良いのでこのまま突っ走りたい」と話した。そして「プロ志望届を出す」と話し、早くもプロ志望を表明した。

素材型の投手で、昨年の霞ヶ浦・綾部翔投手(横浜DeNAドラフト5位)と比較される感じ。ただし巨人やオリックスの姿勢をみるとそれよりも早い順位となりそうだ。ドラフト会議では3位前後での指名が予想される。

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6人態勢で視察した巨人・山下スカウト部長は「素材的に申し分ない」と称賛。中日・中田スカウト部長は「3位くらいまでに指名されるだろう」とうなずいた。

 未完の183センチ右腕は夏の大会後に「プロ志望届を出す」と表明。

同校出身の右腕・塚原が所属するオリックスは複数態勢で視察し、スピードガンで最速146キロを計測した。牧田勝吾スカウトは4回先頭に遊撃内野安打を打たれた後、気迫を前面に押し出して後続を抑えた投球に「打たれた後の打者に対する姿勢、パフォーマンスが一番良かった。将来的に楽しみ」と絶賛。長井も「プロ志望届を出します」と早くもプロ入りへ強い意欲を示した。

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