日大三の坂倉将吾捕手に8球団のスカウトが、また中部大第一の立野和明投手に横浜DeNA、広島など2球団のスカウトが視察した。
通算20発捕手
日大三の坂倉将吾捕手は高校通算20発を超すホームランを放っている左のスラッガーで、強肩やフットワークも含めてプロから高い評価を受けている。この日は佼成学園と10-9の激闘で勝利したが、坂倉選手が9回裏にサヨナラの犠牲フライを放った。
この試合には東京ヤクルトなど8球団のスカウトが視察している。
181cm142キロ投手
また愛知大会では中部大第一の立野和明投手が登板した。立野投手は181cm74kgの右腕で、回転の良いストレートが魅力、球速も142キロを記録する。
この日は尾西戦で登板すると、7回を投げて11奪三振、5者連続奪三振など噂にたがわぬストレートを投げ込んだ。最速は138キロだった。
この日、視察した横浜DeNAの大久保スカウトは「フォームに癖がない。このまま力をつければ面白い投手になる」と話すと、広島の松本スカウトも「スピードが出てくれば、上を狙える」と素質に注目していた。
この辺の選手は、指名されるかどうかの所だと思う。プロで育てるか、大学・社会人で成長を見るか、プロのスカウトの判断に注目される。大学などに進めば、数年後に再び注目されるかもしれない。
日大三が死闘サヨナラ プロ注目坂倉V犠飛/西東京 – 高校野球 : 日刊スポーツ 2016/7/15
1死満塁。坂倉が左打席に入った。「何も考えずに打ちました。うれしい。ただそれだけです」。ヤクルトなど8球団のスカウトが視察する中、腹をくくって振り抜いた打球は中堅へのサヨナラ犠飛となった。
立野11K スカウト◎ 中日スポーツ紙面 2016/7/15
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