履正社・寺島成輝投手が初陣飾る、4回3安打9奪三振投球に7球団12人スカウト視察

安田尚憲, 寺島成輝, 履正社高

高校野球大阪大会では履正社が1回戦に登場し、関大一を相手に18-1とコールドで勝利した。先発した寺島成輝投手は4回を投げて9つの三振を奪うなど、格の違いを見せた。

今年の公式戦初失点も

寺島投手は3回、タイムリーヒットを許して1点を許した。今年は春季大会では無失点を続けており、今年の公式戦の初失点、連続無失点イニングは29イニングでストップした。2回もノーアウトで四球とヒットで1,2塁のピンチを招くなどやや安定感に欠けた。

それでもこの日最速145キロの速球を低めにしっかりと決め、春は封印していたというチェンジアップも織り交ぜる投球で、4回までに9つの三振を奪う力投を見せた。

スカウト絶賛

この日は7球団12人のスカウトが視察し、阪神の畑山スカウト統括は「これくらいの投球ができるのはわかっている。これ以上、評価を上げるとするならば、大事な試合でしっかりとした投球ができるかどうか」と話した。

また、福岡ソフトバンクの永山アマスカウトチーフは「変わらずいい投手」と話すと、オリックスの谷口スカウトも「ボールの質が違う」と評価した。

昨年夏は初戦で大阪桐蔭と対戦し、投げ合いの末に敗れた寺島投手、今年は無事に初戦を突破した。まだスカウトの数が少ないが、全国の高校の逸材や都市対抗野球にスカウトが分散をしているためだと考えられ、次の試合以降はスカウトの視線も徐々に熱を上げていくだろう。

2年生・安田選手が37号放つ

またこの日は、履正社で2年生で4番を打つ安田尚憲選手が、弾丸ライナーで飛び込むランホームランを記録した。安田選手は187cmのスラッガーで今年に入り30本のホームランを記録し、これで高校通算37号とした。清宮世代のスラッガーとしてぐんぐんと頭角を現している。

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それでも、左腕への評価は高いままだ。バックネット裏では、7球団12人のスカウト陣が視察。ソフトバンク・永山アマスカウトチーフが「変わらずいい投手」と話すと、オリックスの谷口スカウトも「ボールの質が違う」とうなった。この日の直球は、MAXを3キロ下回るものの145キロをマーク。寺島も「調子は悪くないと思います」と手応えをのぞかせた。

寺島 4回9K、ゼロ発信 デイリースポーツ紙面 2016/7/17

 


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