敦賀気比・山崎颯一郎投手の最後の夏は初戦敗退、今後は「勝てる投手になりたい」

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

福井大会では敦賀気比が坂井高校に延長15回2-4で敗れ、23年ぶりの初戦敗退となった。1年時より注目された188cm右腕・山崎颯一郎投手の最後の夏は短いものとなった。

3年間

この日の山崎投手は延長15回208球を投げて12安打を許すも11三振を奪った。ランナーを背負う中でのピッチングとなったものの粘りの投球を見せていたが、延長15回に2アウトから2点を奪われた。「必死で投げていた。抑えてやろうという気持ちだけ。とにかく負けたくなかった」と話した。

山崎颯一郎投手は188cmの右腕として入学時から注目され、エース平沼翔太投手とともに活躍を見せた。1年秋の明治神宮大会は主戦で起用され、2年春のセンバツ優勝にも貢献した。昨年夏、そして今年春も甲子園に出場し3大会連続で甲子園出場をしていた(1年夏はベンチ入りせず)。期待されながら、確かに試合を任させるエースとなり成長を見せたものの、もう一つ成長をしてほしいという期待をされて3年、最後の夏で集大成を見せられれば良かったが、残念ながらそのピッチングを見せる前に終わってしまった。

今後については「何も考えられない」と話したものの、「勝てる投手になりたい」と話した。プロ志望の気持ちがあり、プロもこの日視察した東京ヤクルトの鳥原チーフスカウトは「素材はいい。将来を考えると獲っておくべき選手」と話すように素質を評価している球団がある。ドラフト会議ではその球団から指名がありそうだ。上のレベルで殻を破って急成長するかもしれない。期待したい。

また敦賀気比は林中勇輝選手も注目の遊撃手で、甲子園では昨年夏、今年春と2大会連続でホームランを放っていた。林中選手の評価と進路も気になる。

ちなみに坂井高校は元春江工、2014年に福岡ソフトバンクにドラフト2位で指名された栗原陵矢選手を擁して甲子園にも出場している。

敦賀気比高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 

それでも自己最速へあと2キロに迫る142キロを計測した右腕に、ヤクルト・鳥原チーフスカウトは「素材はいい。将来を考えると獲っておくべき選手」と高評価は揺るがなかった。

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