秋田大会では準々決勝が行われ、角館の147キロ右腕・小木田敦也投手がノーヒットノーランを達成した。
1年時は最速129キロ
小木田敦也投手はこの日、最速は147キロを記録し、力のあるストレートと低めに沈むスライダーで9回を投げて9三振を奪った。強い打球に対してライナーで捕球したり、また足で打球を蹴り上げてセカンドゴロにするなど驚くプレーも見せていた。
小木田投手は173cmと体の大きな選手ではなく、高校入学時は最速で129キロだった。しかし階段ダッシュなどで走り込みを続け、146キロまで球速を伸ばしており、この日147キロを記録した。1年時にはサードで出場するなど野球センスの高い選手だった。
これでベスト4入り、甲子園まであと二つ。秋田商の成田翔投手のように甲子園でブレークする投手となるかもしれない。
8回2死、8番打者の4球目。外角高め147キロ直球で空振り三振を奪った。「指にかかった感じはあった」と納得の表情だ。2年前の夏の甲子園は、1年生ながら三塁手で先発出場。その後投手兼任となった。最速129キロだった直球は、降雪でグラウンドが使えない冬場に、校舎内の階段ダッシュなどの走り込みでここまで伸びた。
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