横浜高・藤平尚真投手が5回1安打6奪三振、7球団スカウト視察し巨人はGMなど6人態勢

横浜高, 藤平尚真

神奈川大会では横浜高が向上に2-0で勝利しベスト8に進出した。5回から登板した藤平尚真投手は5イニングを1安打6奪三振に抑えた。この試合には7球団のスカウト視察に訪れ、巨人はGM以下6人態勢での視察となった。

ほぼ完ぺきな投球

この日は強豪の向上との対戦、先発したのは左のエース・石川達也投手で、石川投手は4回まで無失点に抑える好投を見せると、5回からは右のエース・藤平尚真投手が登板した。

藤平投手は「石川がゼロでつないでくれたので、自分もゼロで抑えたかった」と話した。。真っすぐは、あまり調子がよくなかった」と最速146キロだったが、この日は超高校級のスライダーを使い5回で5三振を奪った。「右バッターのアウトコース、左バッターのインコースのスライダーが良かった。緩急を大事にしてスライダーを投げられたのは良かった」と話した。

今大会は3試合9回を投げ、被安打は1、奪った三振は15となった。球速こそ150キロをバンバンという感じではないが、磨き上げられたスライダーとコントロールで、安定感のある投手となり、エースとして甲子園に突き進む。

巨人GM絶賛

この日は巨人、阪神広島北海道日本ハム千葉ロッテ東北楽天福岡ソフトバンクの7球団が視察し、巨人は堤GM以下6人態勢で視察した。堤GMは高校野球の予選はこれが初視察、「藤平君は、会議でランクは高いところにある選手。見ておきたいと思ったので来た。」と話した。そして実際に藤平投手の投球を見て、「もともと評価の高い投手がそんなにいるわけではない。きょうは逆球もほとんどなく、完成度が高い」と話し、コントロールの良さに注目し、完成度が高く即戦力として評価をしていた。

巨人は6月のスカウト会議で高校生では藤平投手と履正社の寺島成輝投手をAランクに評価しており、1位指名の可能性がある。おそらく寺島投手の視察にもいくのではないかと思うが、まずは投手陣の立て直しを行いたい巨人は、田中正義投手、藤平尚真投手、寺島成輝投手といった所を指名する事になりそうだ。

他球団スカウトも

この日はこれまで熱心に視察をしていた埼玉西武と横浜DeNAのスカウトが見られなかったが、福岡ソフトバンク・小川育成編成部長は「2-0のゲームで余力を残しているし、スライダーは一級品。いいものを見せてもらった」と話し、常にマークをしている阪神の北村スカウトも、「きょうは本調子じゃないと思うけど最速は146キロ。ビデオを撮り逃しちゃいけない」と話していた。

今のところ、田中正義投手よりも藤平投手を優先しそうなのは、横浜DeNA、埼玉西武とみられるが、西武は右腕投手の1位指名が続いていることから左腕の寺島投手の指名の可能性がある。横浜DeNAは左投手がそろいつつあり、右のエース候補として藤平投手を1位指名するかもしれない。秋の田中正義投手次第という事になる。

2016年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-特Aランクのドラフト候補リスト

涼しい顔の本人とは対照的に、スタンドからの視線は熱を帯びていた。高校生ナンバーワン投手の呼び声高い右腕の視察に、7球団が集結。巨人・堤GMの姿も、そこにあった。

 「藤平君は、(スカウト)会議でランクは高いところにある選手。見ておきたいと思ったので来た。もともと、評価の高い投手がそんなにいるわけではない。きょうは逆球もほとんどなく、完成度が高い(投手)」

公式戦の休養日とはいえ、異例の編成トップの視察だった。昨年5月に就任した堤GMが、高校野球を視察するのは初めて。さらにこの日集まった7球団のうち最多の6人態勢で、高校No・1右腕のマウンドさばきをチェックする力の入れようだった。藤平は自身最速の153キロには及ばなかったがMAX146キロの直球に、スライダーの制球の良さを披露。堤GMは「逆球が少ない。狙ったところにきちんと投げられて完成度も高い」と生で見た金の卵の能力の高さを改めて絶賛した。

今秋のドラフト上位候補で最速152キロ右腕の横浜・藤平尚真投手(3年)が、5回から2番手で登板。巨人、阪神、広島、日本ハム、ロッテ、楽天、ソフトバンクと国内7球団がネット裏で陣取り、巨人は堤辰佳GMらが見守る中、この日は最速146キロで、5イニングを無失点。被安打1、6奪三振と圧巻の投球を披露した。


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