花咲徳栄・高橋昂也投手が152キロ、4安打13奪三振完封に日米7球団注目

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高校野球埼玉大会では花咲徳栄の高橋昂也投手が春日部共栄を4安打13奪三振で完封し5-0で勝利した。高橋投手は自己最速の152キロを記録した。日米7球団のスカウトが注目し、その度合いは増している。

5試合無失点48奪三振

雨でマウンドがぬかるむ中でのピッチングだったが、高橋投手は「こういう中でも自分の投球ができたと思う」と話し満足感を示した。この日は2回にアストロズのスピードガンで自己最速の152キロを記録した。6回には久しぶりに得点圏にランナーを背負ったものの、続く打者を三振に斬って取り、9回2アウトから最後の打者に対しても144キロのストレートで三振を奪った。

9回を投げて4安打13奪三振で完封、今大会は前の試合で6回ノーヒット、その前の試合は6回でパーフェクトなど、5試合28回を投げてまだ無失点で奪った三振は48を数え、奪三振率は15.43個となった。許したヒットもまだ7本だけ。高校生では打てないレベルの投球を今は見せている。

センバツで敗れた後、自宅から学校までの10キロを走って登校していた。横浜DeNAの武居スカウトは「下半身は大きくなりすぎているくらい成長している」と話すほど体が出来上がっている。

日米7球団スカウト視察

この日は巨人、横浜DeNA、阪神、東京ヤクルト、福岡ソフトバンク、北海道日本ハムとアストロズの日米7球団のスカウトが視察、アストロズの大慈弥環太平洋スカウト部長は「間違いなくいい投手。将来はメジャーもある。行ける」と評価、福岡ソフトバンクの小川育成編成部長は昨日視察をした藤平尚真投手についても触れ「きのうは右腕の横浜・藤平を見て、きょうは高橋と2日続けて、いい投手。彼らをぜひ甲子園でと思うね」と話した。

先日の試合に視察した巨人の山下スカウト部長が「センバツの時とは見違えるほど良くなった」と話していた高橋投手、期待された投球を見せられなかったセンバツのピッチングのイメージを打ち消すため、今日、再び甲子園出場をかけ決勝を戦う。相手は聖望学園。

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中1日で、マウンドがぬかるむ悪条件にもかかわらず、自己最速を一気に2キロも更新。ソフトバンク・小川育成編成部長は「きのう(25日)は右腕の横浜・藤平を見て、きょうは高橋と2日続けて、いい投手。彼らをぜひ甲子園で、と思うね」と願った。

進化は止まらない。2回にはアストロズのスピードガンで自己最速を3キロ更新する152キロをマーク。この日も巨人、DeNA、阪神、ヤクルト、ソフトバンク、日本ハムなど国内外7球団以上のスカウトが熱視線を注いだ。アストロズの大慈弥環太平洋スカウト部長は「間違いなくいい投手。将来はメジャーもある。行ける」と将来性に太鼓判を押す。プロの評価は高まる一方だ。

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