静岡大会では常葉菊川vs常葉橘の準決勝が行われ、常葉菊川のプロ注目スラッガー・栗原健選手の特大弾などで12-0で菊川が圧勝した。
プロ注目選手同士
常葉橘には144キロの速球を投げる県屈指の好投手・谷脇亮介投手がいる。常葉菊川は春季大会2回戦で対戦し、6-7で敗れていた。
この日は4回まで谷脇投手に1点に抑えられていたが、5回にプロ注目の栗原健選手が、ライトスタンドの上段に突き刺さる特大の高校通算47号ホームランを放つと、チームも一気に畳みかけて6回までに谷脇投手から8点を奪いマウンドからおろした。スラッガーの一発で勝利に勢いをつけた。
森下監督も「栗原の一発で盛り上がった。本来以上の力が出た」と話し、主砲の一発の価値を語った。
一方、谷脇投手は6回を投げて12安打4四死球で8失点、9つの三振を奪うなど意地も見せた。
5回の第3打席。先頭で1ボールから内角高めのシンカーを振り抜くと打球は右翼スタンド上段に一直線。常葉橘の小林右翼手もただ見上げるだけの度肝を抜く高校通算第47号だった。
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