横浜高校に敗れた桐光学園だが、4番を打ち、7イニングを投げた中川颯投手が気を吐いた。試合後には「将来は絶対プロ野球選手になる」と話した。
逆転の3ランホームラン放つ
中川颯選手は打っては高校通算20本を超すホームランを放ち、横浜高の藤平尚真投手も神奈川を代表するスラッガーと認めている。また投げてはアンダースローからのキレの良い球を投げる。
この日はファーストで出場したが、初回に大工原泰成投手が2点を失ってしまう。しかしその裏に中川投手が横浜高の左のエース・石川達也投手から逆転となる3ランホームランを放つ。中川投手はその後も2ベースヒットを放ち、そして9回には藤平投手からややラッキーでもあるが3ベースヒットを記録した。この日は4打数3安打3打点1本塁打、さすが神奈川を代表するスラッガーというべき活躍を見せた。
また投げても3回途中から登板すると、7回を投げて7安打を許すも3失点と好投を見せた。
中川投手は試合後に進路については明かさなかったものの、「この日を忘れず、将来は絶対にプロ野球選手になって周りに恩返ししたい」と涙ながらに話した。大学に進学するとみられるが、打者に専念して磨いてほしいと思う。
打撃では二塁打、三塁打、本塁打の3安打3打点と気を吐き「甲子園はほんとに遠いもので、あと1歩のところでずっと折れてきたので、最後は何が何でも出たかった。ほんとに、悔しいです」と涙を流した。
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