履正社・山口裕次郎投手が6回7安打1失点、決勝は寺島成輝投手に

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大阪大会は準決勝が行われ、履正社が桜宮に11-1で6回コールドで勝利、金光大阪は関西創価に3-2で勝利し決勝に進出した。

山口裕次郎投手が完投し寺島投手に託す

履正社はこの日は山口裕次郎投手が先発し6回で7安打を許すも1失点に抑える好投を見せた。28日の準々決勝でも登板をしており、中1日での登板だったが球速も145キロを記録した。今大会は2回戦の汎愛戦で登板予定だったものの寝違えにより、寺島成輝投手が登板した。それを取り返すように、茨木戦、東大阪大柏原戦で完投すると、準々決勝の浪速戦、そしてこの日の桜宮戦でも先発し完投した。4試合24回を投げて3失点の安定したピッチングを見せている。

しかし山口投手は寺島投手と投手コーチと3人で「寺島投手と山口投手の二人で8試合で4点失点まで」というノルマを決めたという。寺島投手は3試合20回を投げて1失点しており、貯金はすべて使い果たしてしまったが、この日の決勝にむけて寺島投手に間隔をあけて登板させることができた。

この日は日米12球団のスカウトが視察に訪れた。ドラフト1位候補の寺島投手の注目度がもちろん高いものの、山口投手の投球もスカウトの目には焼き付いている。この日の145キロもプロにつながる道となった。

今日の決勝戦は金光大阪との対戦、エースの寺島投手は「託されたのであれば、責任は果たしたい。明日、ゼロで抑える」と話した。

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「8試合で4失点」-。開幕前、投手コーチと寺島と3人で話し合って、目標を決めた。この日、山口は自己最速タイとなる145キロを計測し、見守った日米12球団27人のスカウトを前に躍動した。登板翌日は基本的にノースローだが「投げていないと不安になるので」と中1日でのマウンドにもかかわらず、前日にブルペンで40球を投げ込み臨んだ。

履正社は余力を残して6年ぶりの決勝へ駒を進めた。今夏4試合目の先発を託された山口が6回を1失点で投げきった。プロ11球団のスカウトの前で自己最速に並ぶ145キロを計測。待機していた寺島の助けを借りず、「あと一つ。次は寺島に完封してほしい」とバトンを渡した。

2人は大会前、百武克樹コーチ(37)から「大阪大会は8試合4失点を目指そう」と厳しいノルマを課されており、“貯金”はなくなったが、山口は「明日は寺島が何とかしてくれると思います」とエースの完封を信じた。


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