横浜高校が甲子園出場、152キロ右腕・藤平尚真投手「履正社と戦いたい」

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高校野球神奈川大会は横浜高校が9-3で慶応を下し甲子園出場を決めた。藤平尚真投手はこの日は最速147キロを記録、7回に連打を浴びて3失点も8三振を奪った。打っては2年生の増田珠選手が2本塁打を放った。

2年生増田選手にプロ注目

横浜高校は初回、甘いカーブを振りぬいてレフトスタンドに突き刺す2ランホームランを放つと、5回には高めに外そうとしたストレートを振りぬき、レフトポール際になかなか切れない打球がそのままスタンドに入った。「少しでもチームに貢献しようと、思い切り振った結果。夢のようです」と話した増田選手、バッターボックスでは笑顔も見せ、勝負を楽しみながらプレーをしている。

今年の春に右手首を骨折し6月に練習再開、ギリギリで夏に間に合った。そして今大会3本塁打、準決勝では鮮やかにバスターエンドランを決め、決勝では2本のホームランでチームを勢いづけた。優勝の立役者となった。

プロも注目をしている。視察した横浜DeNAの稲嶺茂夫スカウトは「来年が楽しみ。追いかけたい存在」と評し、来年のドラフト候補として注目を続けると話した。高い評価を受ける増田選手の、まずは甲子園での活躍と、そして来年の活躍を期待したい。

藤平投手は7回3失点

この日は藤平尚真投手が先発をした。これまで甲子園にあと一歩のところで敗れており、この日の投球は真価が問われるものだった。しかし成長した藤平投手は序盤はスライダーのコントロールが良くなかったものの、140キロ中盤の速球で相手から空振りを奪い、決め球でインコースにストレートを持ってきた。147キロのインローへのストライクはしびれるものがあった。中盤になると慶応打線がストレートに合わせてくる。しかし今度はスライダーでストライクを取れるようになり6回まで無失点に押させた。

しかし課題も見せた。7回にストレートを完全にとらえられるようになり、連打を浴びて失点してそのまま降板しライトに回った。7回2/3を投げて7安打8奪三振3失点、慶応打線のレベルも高かったが、ここを抑える事が今後の課題という事になりそうだ。まずは甲子園で注目をしたい。

履正社の寺島成輝投手とはLINEでやり取りをする仲で、この日も「2人で出て甲子園を盛り上げよう」と話したという。藤平投手は試合後に「履正社と戦いたい」と話し、甲子園での対決を希望した。

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エースの意地で粘った。この日の最速は147キロで毎回の8奪三振をマークしながら、7回途中7安打3失点で降板。5本の長短打で3失点した7回は、「もっとストレートで押していけばよかった」と反省した。

 昨秋から指揮を執る平田監督が「ホッとした。藤平はまだ本来のポテンシャルを出していない。甲子園で優勝を目指していきたい」と先を見据えれば、エース右腕は「寺島と投げ合いたい。自己最速のストレートを見せられるように頑張りたい」と意気込む。

今年4月、疲労骨折した右手首を手術。「夏に間に合わないんじゃないかと焦った」と言うが、藤平や家族からの励ましのメールで焦る気持ちを抑え、6月に練習再開。なんとか間に合わせた。痛み止めを飲んでの出場もそれを感じさせない豪快さ。視察したDeNAの稲嶺茂夫スカウトも「来年が楽しみ。追いかけたい存在」と評し、早くも来秋ドラフト候補に名乗りを上げた。

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