デイリースポーツの週刊デイリー高校野球では、この夏のいちおし選手として4人を紹介している。
履正社の寺島成輝投手はこの夏に140キロのカットボールを身に着け、大きな武器になったという。寺島投手は「どうしてもスライダーの時に腕が縮む事があったので、力強く腕を振る事でああいう小さな曲がる軌道になった」と話し、速いスライダーという感じのようだ。完成度の高い投手に新たな武器が加わり、NO.1左腕はトップを走り続ける。
左腕投手ではもう一人、花咲徳栄の高橋昂也投手を取り上げ、埼玉大会で37回無失点52奪三振の好投に「春から別人」「寺島、藤平と高校生BIG3」という賛辞が相次いだとしている。寺島投手と高橋投手のNO.1左腕争いに注目したい。
右腕投手では創志学園の高田萌生選手が取り上げられている。この夏に154キロを記録し、試合終盤になっても球速が落ちないスタミナについて高田投手は「オフにしっかり投げ込み、走り込みをやってきたことがいい結果につながっている」と話している。甲子園の夏を一人で投げ切る覚悟ができている。
野手では横浜高の村田雄大選手をとりあげ、このオフは木製バットで練習をし、また体重も12kg増えるなどパワーアップをしてこの夏の神奈川大会で3本塁打を記録した。高校通算はまだ12本塁打だが、平田監督は「放っておいてもうまくなる選手。人に頼らない強さがある」と全幅の信頼をしている。
逸材がそろう甲子園大会が間近に迫ってきた。
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