高校BIG3の対戦相手は?

寺島成輝, 山野太一, 渡辺法聖, 藤井黎來, 藤平尚真, 鈴木理公, 高橋昂也

夏の高校野球大会の組み合わせが決定し、高校BIG3と呼ばれる履正社・寺島成輝投手、横浜藤平尚真投手、花咲徳栄・高橋昂也投手の対戦相手も決定した。その対戦相手についても分析してみます。

履正社vs高川学園

BIG3の中で最初に登場するのが履正社、2日目第3試合で山口の高川学園と対戦する。履正社には左腕でプロ注目の山口裕次郎投手もおり、大阪大会は寺島成輝投手とともに先発して好投をしたが、履正社の岡田監督は初戦の先発について、「彼自身が今までやってきたピッチングを出してくれればいい」と話し寺島投手の先発を明言した。

寺島投手はプロ12球団がドラフト1位候補に名前を挙げる左腕で、最速149キロの速球にスライダー、カーブ、沈む球、そしてカットボールを投げ、三振も奪えるし打たせて取る投球もできる。大阪大会では4試合29回を投げて防御率0.31、43三振を奪った。甲子園では優勝の他に150キロ越えも目標にしている。

寺島投手と対戦する高川学園は山口県代表で、エースの山野太一投手は171cm70kgと小柄な左腕投手、しかし投げられる速球は最速145キロを記録しているといい、回転の良い素晴らしい球を投げ、また右打者のインコースに沈み、左打者の外角に逃げる速いスライダーも威力抜群。注目左腕投手の一人で左の強打者が並ぶ履正社打線にはいやな投手だろう。

横浜vs東北

3日目第3試合には横浜高校が登場し、宮城・東北高校と対戦する。152キロ右腕の藤平尚真投手は名門チームとの対戦に「有名なチームに勝って勢いに乗りたい。名門と対戦できるのは良いこと。全国の強いチームと戦えるのは甲子園でしかできない」と話した。

横浜高は左のエース石川達也投手と藤平投手が先発をしており、東北高校は左の好打者が多いため石川投手が先発するかもしれない。ただしその場合でも藤平投手が抑えで登板し150キロ前後の球で押してくる投球を見せる事になりそうだ。また藤平投手は右のスラッガーとして東北の左腕・渡辺法聖投手投手攻略のカギとなりそうだが、中学時代にチームメイトだった現仙台育英のエース・中島隼也投手に情報をもらうとのこと。

東北高校は渡辺法聖投手、伊勢隼選手、熊谷航選手が小学校6年時に12球団ジュニアトーナメントの東北楽天ジュニアに選出されているが、その時のチームメイトに福島県出身で横浜高校主将の公家響選手がいた。渡辺選手はLINEで公家選手と連絡を取ったという。

東北と関東の両チームだが選手同士は非常に近い、そんな対戦となる。

花咲徳栄vs大曲工

花咲徳栄は4日目第4試合に登場し、秋田の大曲工と対戦する。エースの高橋昂也投手は、埼玉大会は春から別人になったともいわれるような抜群の投球を見せた。球速は152キロを記録し、ストレートはキャッチャーの構える所にほぼ狂いなく来た。右打者のインコースにもきっちりと投げ、変化球の曲がるタイミングも素晴らしく、37回を投げて無失点、52奪三振と驚異的な成績を残した。

「制球、スピード面で変わった」と話す高橋投手、春までは腰や背筋、そして肘や肩などにも痛みがあったようで、それがすべてすっきりなくなるという事はないだろうが、とにかく今は最高の状態となっている。「プレッシャーに感じずに一戦必勝でやっていきたい」と3度目の甲子園に挑む。

大曲工業はチーム打率は.197と49校の中で最も低い成績だった。2年生の本格派右腕・藤井黎來投手が最速143キロの速球でエース格ととして4試合で8失点、そしてエースで3年生の鈴木理公投手がリリーフで登板する。ともに180cm以上の本格派右腕投手。また秋田県は県全体で高校野球のレベルアップを図っており、昨年は秋田商がベスト8まで勝ち上がっている。好試合が期待される。

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同じ左腕の山口も高い実力を持つが、指揮官は「彼自身が今までやってきたピッチングを出してくれればいい」と絶大な信頼を寄せた。

横浜と東北の初戦での激突が決まると、場内がどよめいた。名門同士の対決。エース藤平は「有名なチームに勝って勢いに乗りたい。名門と対戦できるのは良いこと。全国の強いチームと戦えるのは甲子園でしかできない」と腕をぶした。

最後の夏は「活躍できるようにやっていきたい」と雪辱を期す。「制球、スピード面で変わった」と埼玉大会は6試合計37回を無失点、52奪三振。注目が高まる中でも「プレッシャーに感じずに一戦必勝でやっていきたい」と話した。


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