東邦・藤嶋健人選手がプロ志望届提出、投手にこだわる

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高校生のプロ志望届では、作新学院の今井達也投手などとともに東邦の藤嶋健人選手も掲載された。藤嶋投手は球団にこだわらないと話したが、悩みながらも投手にこだわる事を話した。

投手での指名になるか

藤嶋健人選手は高校1年生の夏の甲子園でマウンドに上り、雄たけびを上げながらの投球に注目が集まった。それから3年夏までエースとして活躍をしてきた。また打撃でも2年秋の明治神宮大会で1試合2発の特大ホームランを放つなど高校通算49本塁打を記録し、右のスラッガー候補としても注目されている。

センバツ大会では初戦の関東第一戦で8回2/3を1安打11奪三振で無失点に抑え、投手としても評価された反面、打撃では大きなあたりは見られなかった。夏は愛知大会で打率0.77と打撃は絶不調だったが、甲子園ではホームランを放ちサイクル安打以上を記録するなど大暴れを見せた。

その藤嶋投手はプロ志望届を提出し、「厳しい世界であることは分かっている。指名してもらえれば、できるだけ早く1軍でプレーできるように準備したい」と話した。そして12球団にこだわりがないと話したが、一つこだわることとして、「投手としてやりたいと思っています」と話した。

プロのスカウトは投手よりも右の大砲候補として注目している向きがある。ただし中日は投手としても将来性を高く評価している。野手としてのプレーを受け入れるならば指名も、という球団もありそうで藤嶋投手は「悩むところです」と話した。そして、「高校から勝負したい。プロで継続して活躍できる選手になりたい」と話し、いずれにしても大学進学などは考えずまずはプロ入りを目指す。

まずは投手でプレーすることを認めてもらうために、10月2日に開幕する国体で出場する事について、「投手としていけるとアピールしたい」と話した。

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指名してもらえるなら球団にはこだわらない。ただ、一つだけこだわりたいことがある。「投手としてやりたいと思っています」。中日などが投手として注目する一方で、希少な右打ちの大砲候補として評価する球団もある。本人も「悩むところです」と打ち明けるが、マウンドで勝負してきたという強い自負がある。出場が決まっている10月2日開幕の岩手国体で「投手としていけるとアピールしたい」と意気込む。

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