岩手国体で高校野球開幕、履正社・寺島成輝投手には10球団、秀岳館・九鬼隆平選手に12球団が調査書

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岩手国体が開幕し、履正社・寺島成輝投手、広島新庄・堀瑞輝投手、東邦・藤嶋健人投手などが出場した。

結果は様々

ドラフト1位候補の履正社・寺島成輝投手が盛岡大付との初戦で先発したものの、4回を投げて7安打を許し4失点、初回に1点を失うと3回には2本のタイムリーで3失点した。144キロを記録したものの「採点できるレベルじゃない」と乱調を反省した。また山口裕次郎投手も4回を投げて8安打2失点だった。

寺島投手には10球団から調査書が届いているという。この試合には福岡ソフトバンクのスカウトが視察をしている。

また広島新庄の堀瑞輝投手は、明徳義塾戦で2番手でリリーフ登板し、4回1/3を1安打無失点、9回はノーアウト3塁のピンチも1点も与えなかった。U18でリリーフとして日本の優勝の立役者となった堀投手、リリーフでの強さは健在だ。「日本代表はレベルが高くて勉強になった。抑えられて自信になった」と代表での経験がさらに成長を後押しする。

この日も145キロを記録した堀投手はドラフト1位指名を考える球団もあるのではないかと思う。それだけの強いものを持っている。

またこの日は東邦が秀岳館に8-1で7回コールドで勝利、プロ志望届を提出している藤嶋健人投手は「序盤は甘い球で連打を食らったが、全体的にまとまりのある投球ができた」と話し、「投手で行きたい。」とあらためて投手でのプロ入り雄を強調した。

秀岳館の九鬼隆平選手は初回に藤嶋投手のストレートをレフト前に運びヒットを放った。九鬼選手には12球団から調査書が届いているといい、「とっていただいた球団で必死にかんばりたい」と話した。

木更津総合の早川隆久投手は2回に2点を許すも、その後はピンチを抑える粘りの投球で4回6安打2失点とまずまずの投球を見せた。「ベストな状態ではなかったけど、自分らしい投球はできた」と話した。早川投手は早稲田大進学を希望する。

北海の大西健斗投手は甲子園で肘を痛めており登板はなかった。しかし代打で登場すると球場が沸き、ヒットを放って結果を残した。大西選手も大学に進学し、今度は神宮を目指す。

2016年度-高校生投手のドラフト候補リスト

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ソフトバンクのスカウトが視察する中、最速144キロを計測も「採点できるレベルじゃない」と猛省した。

今夏甲子園後には、U―18アジア選手権で中継ぎとして優勝に貢献。「日本代表はレベルが高くて勉強になった。(国際大会で)抑えられて自信になった」と成長を実感している様子だった。

二刀流に注目が集まるが「(プロには)投手で行きたい。大谷選手とはレベルが違う」と力を込めた。

代打・大西の名前がコールされると、球場が一気に沸いた。二回2死一、三塁の場面。初球、内角低めの直球を完ぺきに捉えると打球は左中間を真っ二つに破った。「甲子園でもあまり打てていなかったので、次のステップにつながるし、うれしかったです」と満面の笑みを浮かべる

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