作新学院・今井達也投手は2回6失点、日本ハム、ソフトバンク、阪神が視察

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岩手国体では準々決勝で作新学院vs鳴門の試合が行われ、ドラフト1位候補の今井達也投手が7回から登板したものの2回で6失点し逆転を許した。しかし球速は152キロを記録し評価は変わらない。

2回6失点

この日はチームが6回まで7点をリードし、余裕が出たところでエースの今井達也投手の登板となった。今井投手は7回は3者凡退に抑え「調子が良くてボールも走っていた」と思ったという。しかし8回、1アウト満塁から押し出しの四球などコントロールを大きく乱し、2点タイムリーを浴びた後、振り逃げで決勝点を許した。「気が抜けてしまったのかな。率直に悔しい。これが今の実力です」と話した。

母方の実家が岩手県の宮古市で、祖父など親戚一同が駆けつけた。しかし乱調に「身内も全員来て、いいところを見せたかったけど、申し訳ない」と話した。

2回を投げて4安打2四球に3つの暴投で6失点、それでも球速は152キロを記録し、三振は5つを奪った。福岡ソフトバンクの永山勝アマスカウトチーフは「結果は別として、球の質はいい」と評価、北海道日本ハムの吉村GMも「間違いなく入札競合する」と評価した。

これで今井投手の高校野球の公式戦はすべて終わった。3年夏に急成長した右腕は「12球団どこでも、指名してもらったところで頑張る。1年目でも活躍できるように。大谷投手のように球の速い投手もいますけど、自分のスタイルを求めて。負けない投手になりたい。」と話し、プロへの意気込みを話した。

次に投げる舞台はプロの舞台となる。

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大荒れの投球でも、20日のドラフト会議まで評価は変わらない。ソフトバンク、日本ハム、阪神のスカウトが視察。日本ハム・吉村GMは「間違いなく入札競合する」と断言した。

「立ち上がりはよかったが、(そのため)気が抜けてしまったのかな。率直に悔しい。これが今の実力です」。もっとも、気持ちはプロに向かっている。「希望はない。指名していただいた球団で頑張りたい」と12球団OKの姿勢を口にした。

それでも2回を投げ5奪三振。ドラフト1位候補として意地は見せた。ソフトバンク・永山勝アマスカウトチーフは「結果は別として、球の質はいい」と評した。

ネット裏で日本ハム、ソフトバンク、阪神のスカウトが視察する前で、最速152キロをマーク。球威は折り紙付きだ。急成長した右腕は「12球団どこでも、指名してもらったところで頑張る。実力が足りないので練習したい」と力を込めた。

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