広島新庄・堀瑞輝投手が150キロ、Wヘッダー東邦戦14K、聖光学院戦4K

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

広島新庄の堀瑞輝投手が150キロの大台に乗せた。この日は国体の準々決勝・東邦戦に先発して完投、Wヘッダーとなった2試合目の聖光学院戦ではリリーフして2回2/3を投げた。

150キロ記録

堀瑞輝投手はこの日、Wヘッダーの1試合目となる東邦戦で先発すると、4回に4番の藤嶋健人選手の打席で球場表示は148キロ、テレビ局でのスピードガンでは150キロを記録した。

その後はマウンド上で笑顔を見せながらストレートとスライダーのコンビネーションで9回を5安打1失点、三振は14個を奪った。

そして続く2試合目となる準決勝の聖光学院戦では、7回1アウト3塁のピンチで再び登板すると、U18でも見せた気迫の投球で2者連続三振で切り抜け、8回、9回も無失点に抑えた。2回1/3を投げて4奪三振無失点、「むちゃくちゃ疲れました」と笑った。

ドラフト1位候補

ドラフト1位候補に間違いなく入っていると思う。177cm72kgと体が大きくなかったものの、ストレートの強さとスライダーのすごさ、そして気持ちの強さをU18代表で見せた。そしてこの日は球速も大台の150キロに到達、左から150キロを投げる投手はあまりいない。

この日はスカウトの姿はなかったが11球団から調査書が届いており、広島の苑田スカウト部長も「左投手であれだけコントロールが良く、切れのあるスライダーを放れれば何とか生きていける。いい度胸もしている。最終リストには残している。上位には来るでしょう」と評価している。

左のリリーフとして即戦力としても十分期待できる。ただしプロで1年間を通すには体重を増やしたり、ベースとなるパワーをつける必要はあるかもしえないが、それも十分できるだろう。ドラフト会議では1位で寺島成輝投手や田中正義投手、佐々木千隼投手を外した球団などからの1位指名があると思う。

2016年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

この日はネット裏にスカウトの姿はなかったが、中継ぎであれば即戦力に近いと評価する球団もあり、上位指名は確実視されている。

1メートル77、73キロ。作新学院・今井、花咲徳栄・高橋昂、横浜・藤平、履正社・寺島の「高校ビッグ4」に比べれば恵まれたサイズではない。しかし、威力ある直球だけでなく多彩な変化球を武器に、2大会ぶり5度目のアジア王者に輝いたU―18アジア選手権でも計3試合9回2/3で、被安打1の18奪三振。既に11球団から調査書も届いており、地元・広島の苑田聡彦スカウト統括部長が「左投手であれだけコントロールが良く、切れのあるスライダーを放れれば(プロでも)何とか生きていける。いい度胸もしている。最終リストには残している。上位には来るでしょう」と話すようにプロの評価は急上昇中だ。

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