日大三敗退も金成麗生選手が3ラン、櫻井周斗投手が14奪三振

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

早稲田実に敗れた日大三だが、投打に軸となる選手が活躍を見せた。193cmの金成麗生選手が5打数4安打5打点の活躍を見せると、櫻井周斗投手は14三振を奪った。

デカプリオ

金成麗生選手の姓は「かなり」と読む。これだけでもニックネームになりそうだが、チームでは「デカプリオ」と呼ばれている。大型左腕投手として期待をされているが、この夏から野手としても練習に取り組み、これまで通算14本塁打、練習では140m級の打球も見せている。

その金成選手はこの日は、怪物・清宮幸太郎選手と直接対決となったが、5回に1アウト1,2塁の場面で、高めのボール球を振りぬくとレフトスタンドに同点3ランホームラン、9回にはレフト戦に2点タイムリー2ベースヒットを記録し、5打数4安打1本塁打で5打点を記録した。「本塁打はいい感触だったけど、ボールを見失ったので審判を見てわかった感じ。最後は外の真っすぐに反応できた」と話す。

清宮選手はこの日、5打数5三振に終わり打撃成績対決では勝利した。しかしチームは敗れた。金成選手は「今まで自分の中では打倒清宮だった。これからは打倒早実、夏は絶対に勝って甲子園に行く」と話した。

14奪三振

また櫻井周斗投手はこの日は完投したものの10安打を許して8失点した。しかし最速144キロの速球と大きく曲がるスライダーで14三振を奪った。清宮選手からも5つの三振を奪い、「怖いイメージがあったけど、緊張せずに投げられた。だんだん自信になって4打席目くらいからは絶対に当たらないと思った。それは収穫」と話した。

14三振を奪ったものの試合に負けた事について「いくら取っても、勝てなきゃ意味がない。詰めの甘さがありました。」と話した。164球を投げ切り完投、来年に向けて楽しみな投手となる。

センバツ出場は?

これで日大三は準優勝となり、センバツでは関東地区6枠を争う。東京1位の早稲田実と関東ベスト4の作新学院、東海大市原望洋、健大高崎、前橋育英の5校は決定といえる。残りのもう1枠を争う。

関東大会では優勝した作新学院に準々決勝で敗れたのが中央学院だが1-9と大差で敗れている。準優勝した東海大市原望洋に敗れた山梨学院は2-5で敗れており、その他は慶応が前橋育英に3-4で、横浜は健大高崎に2-5で敗れている。

地域性からは山梨学院や慶応が有利とみられるがどこも決め手を欠く印象があり、東京大会で接戦を演じ、投打に注目選手のいる日大三の出場の可能性が高いと思う。

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「今まで自分の中では『打倒清宮』だった。これからは『打倒早実』。夏は絶対に勝って甲子園に行く」。

1―4の5回1死一、二塁から神宮の右中間席へ同点3ラン。準決勝の都日野戦に続く2戦連発で高校通算本塁打を15に伸ばした。9回には一時勝ち越しとなる左翼線2点二塁打を放ち、4安打5打点。

 「本塁打はいい感触だったけど、ボールを見失ったので審判を見てわかった感じ。最後は外の真っすぐに反応できた」。

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