【更新!】帝京・伊藤拓郎、完投!松本剛、勝負決める2ラン!

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東東京大会の決勝が行われ、帝京高校が関東一高を6-1で下して優勝、甲子園出場を決めた。

帝京は最後の夏となったエース・伊藤拓郎投手が先発すると、140km前半ながら力のあるストレートに、カーブ、スライダー、シンカーといった変化球を巧みに織り交ぜ、関東一打線に狙いを絞らせず、5安打で1失点、完投勝利を飾った。奪った三振は8つ。また、打っては4番・松本剛選手が2ランホームランを放って勝負を決めた。

メッツの大慈彌功環太平洋担当部長は伊藤投手について、「股(こ)関節の柔軟性が増して下半身が使えている。まだまだ伸びしろはあるから甲子園で一皮むけそう」とコメントするなどプロのスカウトも注目をしている。

  • 帝京V 伊藤「大人の投球」/東東京大会 - 
  • 帝京・松本32号「完璧」/東東京大会 - 

    プロ注目の4番で主将、松本剛内野手(3年)が7回、試合を決める2ランを左翼席へ放り込んだ。高校通算32本目。「感触が完璧だった」と打った瞬間に両手を突き上げた。今大会は27打数16安打12打点、打率5割9分3厘、3本塁打と打ちまくった。2月、長崎・島原市に住む祖父釣(ひとし)さんを亡くした。1年夏、2年春の甲子園は観戦に訪れなかったため、最後の夏に甲子園で会う約束をしていたという。「活躍する姿を見ていてほしい」と天国の祖父へ誓った。

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