アジアAAA選手権、パキスタン戦の日本代表の活躍まとめ!

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アジアAAA選手権、日本vsパキスタンの試合は、1回に日本が一挙16点を奪う猛攻を見せると、この日は釜田、野田、原が1安打に抑えて34-0で勝利した。

先発したのは金沢・釜田佳直投手、3番にヒットを打たれ4番に四球を与えたものの、143kmのストレートで3つのアウトを三振で奪うと、2回は3者三振に抑えた。2回で1安打6奪三振。3回からは鹿児島実の野田昇吾投手がマウンドに登ると、こちらも3者連続三振の切って取った。

4回からは東洋大姫路・原樹理投手が登板、5回までの2イニングで1死球を与えたが4奪三振で無失点、5回コールドで勝利を収めた。

攻撃陣では相手外野手の不慣れな守備もあり、外野に飛んだ打球はことごとく長打となっていた。1回に3番に入った東海大甲府・高橋周平選手の3点タイムリースリーベースや5番の日大三・畔上翔にランニングスリーランなどが飛び出し、16点を奪った。

4回にはようやく柵越え弾が飛び出す。4番の日大三・横尾俊建がレフトスタンドに高校通算56号となるスリーランホームランを放つと、7番の慶応・谷田成吾にもランニングホームランが生れた。

注目の高橋周平選手は、第1打席・四球、第2打席・ライトオーバーの3点タイムリー3ベース、第3打席・ショートゴロ、第4打席・センターフライ、第5打席・送りバント、第6打席・タイムリー3ベースヒット。4打数2安打4打点だった。

打者の成績
1番捕 近藤健介(横浜)      3-1 1打点、2四球にタイムリーヒット
2番二 坂崎直人(作新学院)   1-0 1打点 3四死球
3番遊 高橋周平(東海大甲府)  4-2 4打点、3ベースヒット2本
4番三 横尾俊建(日大三)     5-4 5打点 柵越えホームラン1本に2ベースヒット2本、3ベースヒットが出ればサイクルヒットだった。
5番中 畔上翔(日大三)      3-2 6打点 ランニング3ラン、ツーベースなど。
6番指 道端俊輔(智弁和歌山)  3-2 1打点 2ベース2本
7番一 谷田成吾(慶応)      3-2 2打点 ランニングホームラン、3四球
8番左 北川倫太郎(明徳義塾)  4-2 3打点 
9番右 臼田哲也(東海大相模)  2-2 5打点

2番二 佐藤大貢(東海大相模)  1-1
6番投 野田昇吾(鹿児島実)   0-0 1打点 暴投で打点、エラーで出塁
6番投 原樹理(東洋大姫路)   1-0

  • 日大三・横尾 木製バットで高校通算56発目 - スポーツニッポン
  • 3本塁打を放った日本だが、柵越えは4番横尾(東京・日大三)の一発のみ。木製バットで左越えに豪快なアーチをかけ「木でホームランを打つのは初めて。イメージをつかんだ」と納得の表情だった。

     全国制覇した夏の甲子園大会でも4番に座り、打率6割以上をマークした右の強打者。本塁打は高校通算56発目となった。「正直、代表でも4番を打ちたいと思っていた。4番のプレッシャーを感じないようにしたい」と話した。

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