女満別・二階堂誠也投手、12奪三振1失点完投!

高校野球ドラフトニュース 2012年ドラフトニュース

 春季高校野球北海道大会ではセンバツに出場した女満別と強豪・鵡川の対戦が行われ、女満別の二階堂誠也投手が12三振を奪い1失点に抑える好投を見せて5-1で勝利した。

 二階堂投手は2年生の時に145kmを記録し北の快速右腕として注目されている選手。センバツでは初戦で九州学院に6失点し敗れたが、ストレートは144kmを記録した。センバツで変化球の重要性を認識し、練習試合でも変化球中心のピッチングを見せており、この日もカーブ、フォーク、スライダーを駆使しての12奪三振だった。

 順調に成長しているようで夏の大会でも活躍が期待できる。

 

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    ニッカンスポーツ・コム
    :2012/05/29

     春の円山で勝った喜びが思わず声になった。最後の打者をスライダーで三振に取ると、女満別の二階堂が珍しく「よっしゃー」と大声を響かせた。「最後はすごくうれしかったので叫んでしまいました」。試合後、照れ笑いを浮かべたが、12奪三振で堂々の1失点完投勝利だった。

     最速145キロを誇り、昨年までは力で押したが、この日は違った。初回、1球目の速球を左越え二塁打にされると、すぐに頭を切り替えた。センバツ後に本格的に使い始めたカーブ、フォークボールに、スライダーで相手打線の目先を変えていった。初回に中犠飛で1点を許したが、2回以降はゼロを並べた。

     二階堂は「初球の直球を持って行かれたので、変化球を多く使いました。後半は調子も上がって来ました」と振り返った。速球主体の本格派だが、状況によっては速球に頼らず緩急を取り入れる。これこそが、九州学院に0-6で初戦負けした春甲子園で学んだこと。力ではなく、技で鵡川打線を抑えられたのが大きな収穫だった。 全文はニッカンスポーツ・コムをご覧ください。

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