1年生のエースとなり注目され活躍してきた北海・玉熊将一投手が、慶応高を招待して行われた練習試合で先発すると、9回にホームランを浴びて2-2の同点とされたが、4回までパーフェクト投球見せると9回までに13三振を奪い無四球で完投した。
玉熊投手は球速こそ130km中盤だが、キレが良く制球力も高い投手で2年生だった2011年のセンバツ大会では天理を完封するなど好投を見せた。この日もスライダー、チェンジアップが有効で13三振を記録し、高校野球集大成となる最後の夏の戦いに向かう。
北海・玉熊、慶応から13K/高校野球 -
ニッカンスポーツ・コム:2012/06/17
ニッカンスポーツ・コム:2012/06/17
北海の玉熊が、これ以上ない相手に納得の投球を見せた。9回表にソロ本塁打を浴び、2-2の引き分けに持ち込まれたが、試合後の表情は明るかった。「直球も変化球も良くて、いつもよりいいボールを投げられました。慶応はいい打者ばかりで、考える野球ができました」と充実感にあふれた。4回までパーフェクト。直球、スライダーが切れ、左打者からはチェンジアップで三振を奪った。6回から8回も許した走者は失策の1人だけ。13奪三振で無四死球と、安定感は今年一番だった。
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