森友哉選手が木製バットでホームランなど3打点、巨人、福岡ソフトバンクスカウト絶賛

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 18Uワールドカップ、1次ラウンド最終戦のカナダ戦でも森友哉選手の勢いは止まらない。

 1回に3点を失いその裏、3番に入った森友哉選手はランナーのいない場面で真ん中の甘いストレートを合わせる様にセンター方向へはじき返すと、飛球となった打球はどんどんと伸びて行き約122mのフェンスを越えてスタンドインした。日本代表の初ホームランだった。

 ライトスタンドへの痛烈なライナーのホームランも打てれば、甲子園のレフトスタンドに放り込んだような、ボールの下を叩き、飛での球ホームランもうてる。森選手が成長しているところだろう。この試合では4回にも投手のグラブをはじくラッキーな2点タイムリーヒットも放って3打点、これで今大会の打率は.529、打点は12となった。

 この活躍にデイリースポーツは1面で森選手を掲載し、「虎ドラ1この子でええやん」と見出しをつけている。またその中で、福岡ソフトバンク・永山スカウト部長が「しっかり下半身を使っているからこそあそこまでいく。門田さんも同じような身長でとばしていた。」とプロ野球通算567本塁打の大打者と比較をしていた。また巨人・山下スカウト部長も「ゴルフのドライバーショットみたい。体が小さくても飛ばせる」と評価している。

 デイリースポーツでは阪神のドラフト戦略について、藤井、日高が30代となっている捕手や能見、岩田に続く左腕を補強ポイントとしているがまだ決まっていないとし、森友哉選手、松井裕樹投手の名前が挙がっている。さらに現場が即戦力投手を希望したときにはJR東日本・吉田一将投手やセガサミー・浦野博司投手の可能性があるともしている。

 2011年の世界選手権では高橋周平選手(2011年中日1位)が決勝戦でホームランを放ち、ドラフト会議では3球団が1位指名をした。大型の遊撃手と言う事もあったが、森選手も捕手であり、世界の舞台で大活躍を見せ、木のバットでもホームランを打った。ドラフト1位競合は間違いないものと思われる。

 バットでチームを引っ張った。3点ビハインドの初回2死。森友が、中堅右へ特大弾をぶち込んだ。「(リードされていたので)3人で終わるわけにはいかなかった。自分のスイングができたし、真芯でとらえた」。木製バットでは初のサク越えとなる高校通算39号。エラーがらみで先制を許す嫌な流れを、主砲の一打で引き留めた。

 さらに1点を追う4回1死満塁でも力を見せつけた。変化球に泳ぎながらも右腕一本で強い打球を放つと、相手投手のグラブを痛烈に弾く2点打(記録は左前安打)。5試合で17打数9安打12打点、打率5割2分9厘とし、西谷監督を「森(友)が打てばチームも乗っていく。よく頑張っている」とうならせた。

虎ドラ1この子でええやん、森友、特大弾  - デイリースポーツ1面:2013/9/5

 

 1メートル70。小さな森友が一塁上で仁王立ちした。1点を追う4回1死満塁、外角直球に食らいついた。鋭い打球は投手のグラブをはじき、打球は左前へと抜けていった。

 「しぶとく打つことができた。追う展開で逆転できて自信になった。意味のある勝利だった」

 大リーグから9人がドラフト指名されたメジャー予備軍を森友の決勝2点打で打ち砕いた。初回の不穏な雰囲気を吹き飛ばしたのも主将だ。守備陣が2失策、暴投でいきなり3点を失ったが、その裏の攻撃で2死走者なしから内角直球をバックスクリーン右へ運んだ。

 打席に入る直前にはアクシデントもあった。無死一塁から2番・竹村が二ゴロ併殺に倒れ、一塁を駆け抜けた時に左足を芝生に引っ掛けて倒れ込んで、病院へ向かった。「失策やケガでベンチの雰囲気が落ちていた」。だから3者凡退だけは絶対に回避しようと心に誓った。

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