夏の甲子園大会の見どころ~その5~ 1年生で甲子園の土を踏む選手たち

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

 夏の高校野球大会、各チームの初戦の相手が決定いたしました。対戦カードで一喜一憂したり、いろいろな反応がありましたね。あて、夏の甲子園大会の見どころその5は、1年生選手についてです。各チームで1年生でベンチ入りし注目されている選手を紹介します。

1年生は44人がベンチ入り

 まず、1年生は全49校で合計44人がベンチ入りメンバーに入っています。その中で鳴門高校は1年生が6人、二松学舎大付は4人、明徳義塾や智弁学園は3人と、明徳義塾や智弁学園、鳴門といった甲子園で名前の聞く高校が1年生を多くベンチ入りさせているようです。

 その中で背番号一桁をつけているのは、静岡高の鈴木将平選手が背番号9で外野手、星稜の虎谷貴哉選手と、大垣日大の湯口郁実選手は背番号6でショートを守っています。

 海星の服部貫大選手が背番号9で外野手、東海大望洋の峯尾京吾選手は背番号2で捕手としてチームの要を務める。角館の小木田敦也選手も背番号5でサードを守る。

 各チームで戦力になっているとともに、これからあと4回甲子園に来るチャンスがあり、チームとしても中心選手として甲子園常連校のキーマンとして期待しているのだろう。

 

1年生の注目選手

 1年生ですでに評価が高く有名になっている選手もいる。敦賀気比の1年生・海野隆一朗投手は背番号11をもらってベンチ入りした。すでに142km/hを記録し登板しているようだ。敦賀気比には188cmの身長があり、中学時代から石川のダルビッシュと注目された山崎颯一郎投手がいるが、山崎投手はベンチ入りしなかった。

 東邦高校には藤嶋健人投手がいる。背番号は10だが、愛知大会では好投を見せて甲子園出場の立役者となった。すでに144km/hを記録するストレートと、打力でも11本塁打を放っている。

 同じく甲子園出場に貢献したのは、二松学舎大付の大江竜聖投手、今村大輝捕手、三口英斗選手などの1年生で、東東京大会の決勝で最後は大江投手が投げ、今村選手が3ランホームランを打ち、三口選手が最後の打球を処理して帝京を破った。

 明徳義塾は188cmの左腕・平石好伸投手、141km/hの速球を投げる国光瑛人投手がベンチ入りした。国光投手は報道されたように中学時代から注目され、馬淵監督もポスト岸潤一郎と期待している。また平石投手は188cmの左腕で、素質だけでも注目されるだろう。

 星稜高校のショートを守る虎谷貴哉選手は、50m6.2秒の足とすでに137km/hを記録する肩があり、将来は二刀流として成長するかもしれない。健大高崎の石毛力斗投手は130km/h後半の速球を投げる左腕投手。

 東海大甲府には大岡稜投手という144km/hを記録する1年生がいたが、今大会は右肩を痛めたためベンチ入りはしなかったようだ。

 甲子園のスター候補でもある1年生の選手たち、この中で輝きを見せるのは誰か。

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