明徳義塾・岸潤一郎投手の4度目の甲子園が終わる、卒業後は大学進学濃厚?

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 夏の高校野球大会、明徳義塾vs大阪桐蔭の試合は5-3で大阪桐蔭が勝利した。明徳義塾の岸潤一郎投手は9回10安打7奪三振5失点、1年生から投げ続けた4度目の甲子園に別れを告げた。

1年生から4番、そしてマウンドに

 岸潤一郎投手は2012年の夏の甲子園に1年生でデビュー、いきなり4番を任された。そしてマウンドにも上って好投を見せるなど、甲子園に派手な挨拶をしている。そして2年生の夏、3年生の春と甲子園に出場し、今回は4度目の甲子園だった。

 今大会は初戦にプロ注目のスラッガー・岡本和真選手のいる智弁学園と対戦、9回で9安打を許すも8奪三振で4失点にまとめ、岡本選手からも2三振を奪い実力を示した。しかし最速146km/hまで伸ばしたストレートは140km/h前半止まりで、この日は大阪桐蔭打線に4回までに10安打を許し5失点を喫した。

 5回以降はヒット1本に許すなど立ち直りを見せ、9回には4番として2ランホームランを放ったが追いつくことはできなかった。岸投手は「やることはやったし、楽しんでできた。」と最後の大会の感想を話した。そして、「甲子園は自分を変えて、成長させてくれる場所でした」と3年間4度の甲子園を振り返った。

 

卒業後の進路は?

 岸投手は進路について「まだ考えていません」と話したものの、スポーツ紙では大学進学が濃厚としている。

 明徳義塾・馬渕監督は「投手としてはどうなのかな。野手なら大学、社会人でもまれた方がいい」と話し、大学進学と野手転向の可能性を示した。

 この3年間の甲子園において、岸潤一郎選手の軌跡はさわやかに、そして華やかに彩られて描かれた。大学進学をした場合、岸選手が4年間でどんな選手になっているのか、そして大学野球にどんな軌跡を描くのか非常に楽しみだ。

 4度目の出場でも、1年夏の4強を超えることはできなかった。2試合を一人で投げ抜いた明徳義塾・岸は「やることはやったし、楽しんでできた。甲子園は自分を変えて、成長させてくれる場所でした」。力を出し切り、晴れやかな表情で最後の夏を終えた。

岸、4度目の聖地に幕 -西日本スポーツ紙面- 2014/8/20

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント