仙台育英・佐藤世那投手も甲子園マウンド登板、全国制覇の弟も仙台育英入学へ

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 仙台育英の佐藤世那投手も、甲子園練習で初めて甲子園のマウンドに登板した。昨年明治神宮大会後に肩・肘の痛みを発症し、まだ本格的に投げてはいないという。弟も昨年の全中で全国制覇と果たし、兄も全国制覇を狙う。

16球

 佐藤世那投手は昨年秋に16試合全ての試合で先発し、13試合を一人で投げ抜き明治神宮大会で優勝をした。しかしその代償として、大会直後に肩・肘の痛みを発症してノースローの時期が続いたという。

 それでもその期間に走り込み等を続けて体重を8kg増やすと、3月8日の沖縄尚学との練習試合では1回を3人で抑え、8割の力ながら140km/hを2度記録し、「体重がボールに乗っているのを感じる」と話し、成長をしている事を話した。

 まだ、大きなテイクバックで思い切り投げられていないようだが、甲子園では自然と投げられるだろうと考えているという。この日も抑え気味ながら甲子園のマウンドから16球を投げ、「完封する自信がある」と語った。

 

弟が入ってくる

 佐藤世那投手の弟・佐藤令央投手は、昨年の中学生の軟式野球のトップを決める全国中学軟式野球大会で秀光中のエース兼外野手として全国制覇を成し遂げた。そしてその弟もこの春から仙台育英に入ってくるという。

 弟が来る前に甲子園で全国制覇、そして夏は兄弟で再び甲子園出場を目指す。兄弟で揃って野球ができるのは4月から8月までの5か月間だけだが、その短い期間を充実したものにしたい。

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 冬は体幹トレーニングや走り込みで下半身を中心に体重を7、8キロ増やし、球の威力も増したという。2種類のフォークを操る右腕は「完封できる自信はある」と言い切った。佐々木順一朗監督は「(佐藤)世那がちゃんと投球しないと試合にならない」と絶対的な信頼を寄せた。

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