相模原・宮崎晃亮投手が9回2安打完封、東大への進学希望

宮崎晃亮, 相模原高

 高校野球神奈川大会では春の大会で快進撃を見せた相模原高校が、初戦を勝ち上がった。エースの宮崎晃亮投手は9回を2安打完封、春の勢いを保ち夏に入った。

9回2安打14奪三振

 宮崎晃亮投手は180cm71kgの投手で、最速140km/hの速球にカーブやスライダーなど多彩な変化球を織り交ぜ、春の神奈川大会では横浜隼人などを下して準優勝をしている。

 この日の百合丘戦でも春の好投をそのままに、9回を投げて2安打14奪三振で完封、抜群の安定感とキレを増した速球や変化球を見せ3回戦に勝ち進んだ。宮崎投手は「打たせて取る気持ちでいたから、三振がこんなに取れるとは思わなかった。得意のスライダーがよかったし、途中でスライダーを狙われてから真っすぐもよくなった」と話している。

 

将来は東大のエースも

 県立相模原高校は県屈指の進学校で、宮崎投手も。「目標は六大学。できれば東大ですね」と東京大学への進学を目指す。野球の練習後は週5日間塾にも通っている。

 ドラフトの視点から見ると、すぐにプロ入りという事はなく本人もその気が無いようだが、今春に法政大をやぶって白星を手にした東京大は、2年生の宮台康平投手や3年生の山本俊投手など、プロを意識できる投手が多く、東京六大学の他の大学のエースと十分に肩を並べる力がある。

 来年の神宮のマウンドで、宮崎投手が投げている姿も見られるかもしれない。楽しみだ。

怠りない準備がベースになっている。投手として入学したが、佐相監督の指示で遊撃手に転向。下半身と肩の強化、つまり投手としての土台作りのためだった。当初は三遊間の深い位置から一塁まで届かなかった。1年後の昨夏には強い球でノーバウンドの送球ができるようになり、遊撃で試合にも出場した。

 新チームになり、満を持して投手に復帰。神奈川大会で昨秋4強、今春準優勝の原動力となった。最速140キロの直球と縦、横のスライダー、パームボールに磨きをかけ、下半身主導の投球を徹底。自信を持って夏を迎えた。

疲れた体で自転車をこぎ、帰宅すると夕飯をかき込み、すぐに学習塾へ。今度は打者ではなく、机に向かう。週5日、夜11時まで。「目標は六大学。できれば東大ですね」と明かす。得意科目は英語だという右腕は「野球も勉強と共通点はあると思う。勉強は嫌いだけど、でも走らないと結果が出ない野球と一緒」と、涼しい顔で言ってのけた。


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