花咲徳栄・大瀧愛斗選手、ランニングホームランで抜群の打撃と足を証明

大瀧愛斗, 花咲徳栄

 花咲徳栄の大瀧愛斗選手が素晴らしい活躍を見せた。4回と8回に2本の2ベースヒット、9回にはレフトフェンス直撃のランニングホームランを記録した。

バットと足

 大瀧選手は4回、センターの左を抜ける痛烈なゴロの打球がフェンスまで到達、三塁には行けなかったものの、2ベースヒット。8回にはレフトへのフライが前に落ちて2ベース、そして9回、レフトフェンス直撃の打球を放つと打球が転がる間に一気にホームインした。

 外角の球もインコースの球もしっかりと腰を使って振り、バットを楽に振り切っている感じで、バットが軽く見える。打球は痛烈でバットコントロールもよさそうだった。

 また足では4回に2ベースはレフト側だったためサードには行けなかったが、9回にはランニングホームランでアピールした。岩井監督は「前半はガチガチ。」と前半は緊張していたのか自分のプレーができていなかった大瀧選手だが、終盤に本領を発揮した。

 次戦では序盤から活躍をしそうだ。ファーストランナーとして盗塁をみてみたいし、ホームランも期待できる選手。

 

プロへ

 大瀧選手は「絶対にプロになりたい。だからいい成績を残す。弟2人や家族に恩返しがしたい」と話す。

 この日はオコエ瑠偉選手の活躍が圧倒的に注目されたが、多くのスカウトが球場に訪れていた。大瀧選手の活躍が第4試合の終盤だったため、スカウトが残っていたかは微妙だが、埼玉大会から複数球団のスカウトが注目しており、ドラフト会議では名前を呼ばれそうだ。

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大滝がダイヤモンドを、無我夢中で駆け抜けた。12-3の九回一死一塁。グングン伸びた打球は左翼フェンスを直撃し外野を転々。二塁を回ったところで「いける」と判断し、本塁にスライディングした。

 「足が売りなので、打った瞬間、全力疾走しました。最初の打席で結果が出なかった。最後くらいはチームのために打ちたかった」

 6秒0の俊足ながら、4番を務めるプロ注目の外野手。一回一死一、三塁の得点機では二ゴロ。打点は挙げたものの、悔しさが残った。終わってみれば四、八回の二塁打を含む3安打3打点。18安打15得点の大勝に導いた。高校通算28本目は、ランニング本塁打。「打ったことないです」と笑いが止まらなかった。


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