仙台育英、平沢大河選手と佐藤世那投手中心で決勝へ

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 仙台育英は早稲田実業に勝利して甲子園決勝進出を果たした。新たな100年に向けた一歩目となる。

平沢大河選手、佐藤世那投手中心

 仙台育英は準決勝の早稲田実戦で、佐藤世那投手がフォークボールとコントロールで強力打線を封じると、7回には3番・平沢大河選手が甲子園3本目となるホームランを放ち、決勝進出を決めた。昨年秋の明治神宮大会でも仙台育英は佐藤世那投手が完投し、平沢選手がダメ押しのホームランを放って優勝を決めている。

 佐藤投手は疲労もあり球速は140km/h前後だが、外角低めに沈むフォークボールを生かすピッチングを心掛け、6安打3奪三振で完封した。四死球は6つだったものの、それによって制球が乱れているとは言えないようなピッチングだった。

 また平沢大河選手は4回、狙った通りのスライダーを振りぬくと右中間スタンドに3ランホームランを放った。今大会3本目で九州国際大付・山本武白志選手に並んだ。この日もヒットはこのホームランのみで、甲子園では21打数4安打で打率は.190、しかし4本のヒット中3本がホームランというすごさで、オコエ選手同様になにかをやるすごさがある。

 守備でもまだムラもあるが、左右への守備の広さや肩の強さを存分に見せ、この日は3日裏に2アウト満塁のピンチを迎えたが、ショートでランナーを観察し、警戒心がないと判断してけん制のサインを送り、見事にランナーをアウトにした。

 高校野球100年目の大会で、100年前にも出場をし歴史の中で中心にあった早稲田実を乗り越え、東北地方悲願の優勝を目指し今日は決勝を迎える。平沢選手は今日はどんな事をやるのか注目される。

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2戦連発。大会3本目の打棒は脅威だが、その直前にも魅せた。3点を先制した後の三回裏、2死満塁で4番加藤というピンチで、二塁走者の「警戒心がない」という気配を察知。バッテリーへけん制のサインを出すと、狙い通り憤死を誘いピンチを脱した。

遊撃手としての守備でも、早実の追い上げムードを断ち切るプレーがあった。3点を先制した後の3回裏、早実は2死満塁で4番の加藤雅樹捕手(3年)を迎えた。そこで平沢は、2塁ランナーのリードが大きいことを見逃さなかった。「警戒心がなかったし、刺せる確信があった」と、けん制のサインを出した。ランナーが三塁方向へ踏み出した瞬間を狙って二塁ベース上へ入ると、佐藤世那投手(3年)が素早くけん制球を送りタッチアウト。

4―0の4回2死一、二塁から左腕・上條のスライダーを右中間席へ運び「変化球を狙っていた。手応えは良かったけど弾道が低かったので入るかなと思いながら走っていた」と振り返った。今大会は4安打中3本が本塁打。1大会3本塁打は宮城県勢初の快挙となったが「ヒットの延長がホームランだと思っている。(記録は)全く関係ない」と無関心を強調した。決勝に向け「100年の歴史の中で、新たな1ページを残したい」と力を込めた。


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