プロ注目左腕集結!花咲徳栄・高橋昂也投手は181cm、145キロ左腕

高校野球ドラフトニュース 2016年ドラフトニュース

センバツ出場校32校が発表された。関東・東京地区からはプロ注目の左腕投手たちが甲子園出場を決めた。

145キロ左腕、高橋昂也投手

関東・東京の6校目には花咲徳栄が選ばれた。エースの高橋昂也投手は181cm83kgの体がある左腕投手で、最速は145キロを記録する。昨年夏の甲子園ではリリーフとして3試合すべてに登板し、準々決勝の東海大相模戦では4回1/3を投げて5安打1失点に抑えている。同じ左腕の小笠原慎之介投手と投げ合ったが、球威は劣らないと感じられた。

それでも、ドラフト1位でプロ入りした左腕と投げ合った事で、「分かっていても打たれない真っすぐを投げる」事を冬のテーマとし、大谷翔平投手のフォームの分析や下半身強化を行い、体重も2kg増えた。年末には北関東選抜チームとしてオーストラリアに遠征し、2試合5回を投げて9奪三振無失点と成長をしているようだ。

強い上体から投げられる145キロに、しっかり鍛えられた下半身が土台となれば、140キロ後半、そして150キロを記録する可能性もある。プロ注目の本格派左腕の一人。

 

左腕投手の競演

常総学院には175cm73kgの左腕投手がいる。上背はないものの中学時はU15代表のエース格だった左腕は投球術が光り、相手の動きを読んで投げる老獪さもある。だからと言って軟投派ではなく、143キロのストレートはキレが良く、面白いように空振りを奪う事ができる。フォームも含めて総合力では今大会NO.1左腕といえそうだ。

木更津総合の早川隆久投手は178cm72kgの左腕で、最速は142キロ。突っ立ったようなフォームから投じられる速球は142キロでそのギャップと、左バッターのインコースに厳しい攻めを見せ、打者にとっては打ちづらい投手だと思う。コントロールもよく崩れる試合が少ない。秋の関東大会では、高橋昂也投手などと投げ合って勝利し優勝をしている。実戦派の左腕。

関東四天王という呼び声がある。上記3人と、惜しくも今回選ばれなかった二松学舎大付の大江竜聖投手だ。大江投手は148キロを記録する左腕で期待されていたが、花咲徳栄とどちらかという選考だったため、今年は花咲徳栄が選ばれた。

四天王には入っていないが、もう一人注目左腕がいる。桐生第一の内池翔投手。球速は138キロだが177cm67kgの左腕で、まだ体の線は細い。しかし138キロのストレートの球質は素晴らしく、秋季大会では千葉明徳を7回コールド完封、2回戦では浦和学院を9回8安打1失点に抑えている。桐生第一は正田樹投手、藤岡貴裕投手という左腕投手を輩出しているが、内池投手も大学などで成長しそうな左腕だと思う。

西からは大阪桐蔭が、明治神宮大会で150キロを記録した左腕の高山優希投手を擁して登場する。東の左腕投手たちとの戦いが見ものだ。

2016センバツ高校野球大会出場校一覧と注目選手 | ドラフト会議ホームページ2016 Draft home page

2016年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト

昨夏の甲子園では準々決勝で優勝した東海大相模に逆転負けを喫したが、中日からドラフト1位指名された小笠原と互角に投げ合った。昨秋関東大会では8強止まりでセンバツ出場は微妙だったが「いいテンションを保ったまま練習に励んできた」。足袋をはいて砂場で50メートルダッシュ100本こなすなど、体重は2キロ増の83キロになった。

関東地区他校のエース左腕にライバル心をむき出しにする。特に花咲徳栄・高橋昂の投げっぷりの良さに刺激を受けたといい「意識しますね。その中でも飛び抜けた存在になりたい」。

他校のライバル左腕の存在に「刺激になる。全国No・1左腕を目指したい」とキッパリ。

最速138キロも、しなやかな腕の振りで切れは十分。同校OBでロッテの藤岡2世と称される。「もっと制球を磨いて成長したい」と貪欲だった。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント