高校野球地方大会大詰め、愛知、福岡で決勝、神奈川、大阪で準決勝

全国で戦いが繰り広げられた夏の高校野球地方大会も、残すところ4府県、8試合のみとなった。今日は愛知、福岡で決勝が行われ、神奈川、大阪で準決勝が行われる。

愛知、福岡、神奈川、大阪

愛知大会は藤嶋健人選手の東邦と、愛工大名電が決勝を戦う。愛工大名電は高校通算40発の高橋優斗選手が、50m6.2秒の足や遠投100mの肩や内野の守備でも注目される。投手では左腕の藤村哲之投手が準決勝の西尾東戦でも10三振を奪い完投した。182cmから140キロのキレの良い球を投げる実力派投手。

高校野球・愛知大会(2016):ドラフト注目度A

 

福岡大会は福岡工大城東vs九州国際大付の対戦、福岡工大城東は特にプロが注目する選手はいないが、この日の準決勝ではエースの坂元翔太投手が延長10回を投げて11安打を許すも1失点に抑えると、10回に中園健斗選手のサヨナラヒットで勝ち上がった。

九州国際大付は背番号15の4番・渡辺勝太選手が初回に高校通算6号となる3ランホームランを放ち、6回にも2点タイムリー2ベースヒットを記録、5打点の活躍を見せた。渡辺選手は2年秋に4番を打ったもののその後極度の不振で今大会直前までBチームでプレーしていた。しかし直前の練習試合で好調をアピールしメンバー入りすると、今大会は4番として大活躍しチームを決勝まで導いた。チームには準決勝の自由ヶ丘戦でふがいないピッチングをしてこの日は登板しなかったものの、148キロを記録する藤本海斗投手もいる。大一番の決勝戦で力を見せられるか。

高校野球・福岡大会(2016)

 

神奈川大会は、慶応vs桐蔭学園、横浜vs桐光学園の準決勝2試合が行われる。

慶応は大会前はそれほど注目していなかったが、2年生の正木智也選手が準々決勝の東海大相模戦で2本塁打を放ち、高校通算19本とした。またエースとして投げる2年生の森田晃介投手も打者から見づらいフォームからコントロールよく丁寧なピッチングを見せる。桐蔭学園は4番の小川航平選手と3番を打つ2年生の柿崎颯馬選手が軸となりまとまりを見せている。

横浜高は大会前からいろいろな選手がクローズアップされ、優勝候補の大本命だった。エースの藤平尚真投手はプロもドラフト1位間違いなしと評価する右腕、また左腕の石川達也投手も抜群の安定感を見せる。また素晴らしい場面で打ってくれる公家響選手、抜群の長打力を見せる村田雄大選手、2年生の増田珠選手や福永奨選手、1年生の斎藤大輝選手、万波中正選手などがおり非常に注目される。

桐光学園はアンダースローの中川颯投手に加え、2年生の大工原泰成投手も筋の良い投球を見せる。二人とも打撃も注目される。

高校野球神奈川大会(2016)

 

大阪大会は金光大阪vs関西創価、履正社vs桜宮の準決勝2試合が行われる。

金光大阪はエースの末友雄梧投手の好投が光る。昨年夏は近大泉州戦でプロ注目の渡辺巧選手を3打数ノーヒット2三振に抑えて3安打16奪三振で完封するなど注目され、今年は大阪桐蔭を破った関大北陽を1安打11奪三振で完封、前年度代表の大阪偕星戦でも完投し2安打1失点、準々決勝でも再び近大泉州を7安打2失点に抑えて勝ち上がった。

対する関西創価は144キロを投げる中田聖太郎投手が大商大高戦で6回3安打6奪三振無失点に押せ、チームもコールドで大勝し、準々決勝の吹田戦ではエースを温存しながらも9-0で7回コールドで勝利して勢いに乗っている。

履正社は12球団がドラフト1位に名前を上げる寺島成輝投手と、W左腕の山口裕次郎投手がそろい、汎愛、東大阪大柏原、大体大浪商、浪速を破って勝ち上がってきた。2年生のスラッガー・安田尚憲選手も既に30発以上を放ち来年のドラフト注目選手の一人。

桜宮はプロ注目選手を輩出する高校だが、バスケ部の体罰問題を乗り越えここまで勝ち上がってきた。

シード制をとらない大阪大会は、組み合わせ抽選によっては強いチームが集まるブロック、それほどでもないブロックができ、強豪チームが勝ち上がるのが難しいが、ここまで勝ち上がったチームはやはり実力がある。

高校野球・大阪大会(2016)

 


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