評価上げる東都リーグ出身打者、横浜DeNA・山下幸輝選手、東北楽天・福田将儀選手

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 東都大学リーグ出身の二人の打者が、実戦ごとに評価を上げている。横浜DeNAのドラフト5位・山下幸輝選手と、東北楽天のドラフト3位・福田将儀選手だ。

2試合連続ヒット

 横浜DeNAのドラフト5位ルーキー・山下幸輝選手は国学院大出身の内野手で、昨年の東都リーグでは、春・秋ともに46打数12安打で打率.261を記録している。ただし春はホームラン2本、秋も1本を放っている。

 個人的に山下選手はあまり見ておらず、評価もしていなかった。守備力の高い選手というイメージもあったが、14日に北海道日本ハムとの練習試合では斎藤佑樹選手からあわやホームランの当たりを放つと、15日の中日との練習試合でもレフト戦にヒットを放った。

 その他の打席も、まだパワー不足で内野までの打球だったが、良い角度で投球をとらえており、打撃でかなりの素質を持っている選手に見えた。守備では紅白戦でセカンドでエラーをするなど、打撃を期待されてサードを守るなど、今では打撃の方が期待されているようにも見える。

 

同点タイムリー

 また、東北楽天のドラフト3位ルーキー・福田将儀選手は中央大学出身の外野手で、抜群の走力を誇る選手として評価されていた。しかし阪神との練習試合では9回に一打同点の場面できっちりとタイムリーを放ち、紅白戦などでもチャンスに強い打撃を見せている。

 流し打ちが多いものの、しっかりと強い打球が飛んでおり、チームの3番を打たせても面白い選手になるかもしれない。

 

東都の打者

 東都リーグは大学リーグの中では最もレベルが高く厳しいリーグだと思う。東浜巨投手や九里亜蓮投手、杉浦稔大投手、山崎康晃投手、今永昇太投手とった注目投手が各チームのエースとして登板してくる中で、かつての小久保選手や井口選手、松田選手のような結果を残す戦選手は少なくなったが、阪神3位の江越大賀選手にしても、この山下選手、福田選手にしても、良い投手と戦う中で、きっちりと磨かれているという印象を受ける。

 これらの選手が活躍を見せれば、今年のドラフト候補に挙がっている青山学院大の吉田正尚選手や亜細亜大の藤岡裕大選手、北村祥治選手といった選手の評価もつられて上がってくるかもしれない。

2015年度-東都大学リーグのドラフト候補リスト

 

 内野すべてを守る万能型として、1軍メンバーに抜てき。14日の練習試合・日本ハム戦(名護)から2戦連続安打を放ち「少しずつ、プロの球が見えるようになってきました」と打撃面でもアピールしている。

 チーム屈指の俊足が売りだが、バットでも存在感を見せている。「状態はいい。何も考えずに振れている」とさらなるアピールを見据えた。

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